ご無沙汰です【安来土岐】です。
音楽と機械いじりが大好きな、昭和生まれのオーディオおじさんです。
若い頃にバイト代をはたいて手に入れたプリメインアンプ。重くて、でかくて、でも良い音がする。
当時はスピーカーケーブルを変えたり、スピーカー底にイシュレーターを弾いたり。レコードプレーヤの針はナガオカが良いか、オーディオテクニカが良いか、はたまたデンオンが良いかなんて聴き比べしたこともありました。
時代は変わって、今やスマホ一つで音楽が聴ける便利な世の中。でも、「このアンプ、まだまだ使えるんじゃないか?」という思いがどうしても捨てきれず、ちょっと工夫して現代仕様・ネットワークオーディオ化にアップデートしてみました。
Bluetoothレシーバー導入!

年を取ってリビングのスピーカーで音楽を聞かなくなって久し。もっぱらAmazon エコーショーでSpotifyかプライムミュージックで流れてくる曲をBGMとして流している。
が、音質は悪い。ステレオでもない。
そんな時、ふと閃いたんがSpotifyを良い音で聴けないものか・・・と。
ネットで検索した結果。あった、あったBluetoothレシーバーが。
価格も6,000円台から。
メーカーも数社あったが、機種の多さや口コミの評判から1Miiの中から選んでみる。中華メーカー製だけど、折角なのでLDAC & APTX HD & APTX LL 対応なのと、384Khz/32bitコーデチップ採用のB06HD+(9,000円台)を購入した。
RCA出力がついていてアンプの端子に接続するだけで、スマホとBluetooth接続で簡単に鳴るはず。
古いアンプが「現代のオーディオ」になる瞬間

使用するプリメインアンプはONKYOのA-927。およそ30年近く前に秋葉原の石丸電気で買ったもので、いっ時AVアンプに凝った時もあったがこれだけ納戸に眠っていたものをひっばり出してきたんだ。
旧アナログアンプをネットワーク化するBluetoothオーディオレシーバーを繋いでスマホ(タブレット)とペアリングすれば、SpotifyもYouTubeもハイレゾ音源も全部この古いアンプを通して再生できる。
ペアリングは簡単。一発で繋がった。
音は100%とはいかないが雰囲気はある

実際に音を出してみると、やっぱりこのアンプの音は素敵だな。スピーカーも20年モノのYAMAHA。少し高音が丸くて、中低域があたたかい。今のデジタルアンプにはない「味」があります。
音質についてはPCからDACで出す音とは違い、構えて聴くような鳴り方ではなく音量を下げてのながら聴きに適しています。やはりCDプレーヤーで聴く方が楽器の個々の響やボーカルの定位は優れていますがね。
でもクラシックやChill Musicなどは勉強や仕事を邪魔せず疲れない鳴り方。
そしてiPhone経由のYoutube、Spotify、プライムミュージックから流れてくる曲のどれもが44.1K AACなのでそこも低音質の原因なのか?Androidだとどうなんだろう?
しかし、BluetoothのおかげでわざわざCDを入れ替える必要もなく、部屋のどこにいてもスマホで操作できる。
まさに「古くて新しいオーディオライフ」が実現だ。
最後に
「ブルートゥースレシーバーで古いアンプをネットワーク化して楽しんでいるおじさん」のブログ記事を書いてみました。
「昔の機材=使えない」と思いがちですが、ちょっとした工夫で、今の暮らしにもマッチするアイテムに生まれ変わるのが面白いところ。
若い頃の思い出が詰まった機材と、今の便利さをミックスして、これからもオーディオを楽しんでいこうと思いますぞ。