クラークスのワラビーは世界的に再ブレイクしているようでファッションが好きでおしゃれな人が履いていたりします。
でも今までのワラビーはアウトソールがすぐダメになる履きにくい靴の一つでした。
1966年の登場から40年近くたちそんな不満点を解消してくれる新モデルの登場で一層親しみやすい靴に昇華したのです。
今回はクラークスのワラビーの不満点と新しくゴアテックス、ビブラムソールを採用したモデルのレビューになります。
クラークスのワラビーの不満点
筆者が90年代に履いていたクラークスはデザートブーツ。履きやすくお気に入りでよく履いていましたっけ。
でも買って数年でクラークスを履かなくなってしまった。それには訳があり多くの不満点があったからです。
そんな不満点は以下のとおり。
クレープソールが汚くなる
クレープソールが汚れやすく黒ずんだりする。
洗ってきれいにしようにもできない。削るしかないのか。
クレープソールが溶ける・ボロボロととれる
クレープソールが溶けてしまうこと。
ネチャネチャと床にくっついたり、またボロボロと剥がれて落ちることも。
とにかく耐久性が低い。
2年ぐらいでダメになったので捨ててしまった。
スウェードが退色しやすい
当時のクラークスに使われていたスウェードの品質はよくなかった。
すぐにヘロヘロになって型崩れするし、色が落ちてきたように思います。価格は8000円ぐらいだったので安物靴の印象しかありません。
不満が解消したWallabee GTX(ワラビーゴアテックス)
クラークスのアイコニックモデル『Wallabee』にGORE-TEX(R)を搭載したモデルが2022年に登場しました。
価格は¥33,000税込(2023年春時点)
アッパーには上質なスエード素材を採用し防水性に優れたGORE-TEX(R)ライニング。
アウトソールにはゴアテックスと悪天候にも対応できます。
ゴアテックスで雨にも負けず
ワラビーの不満点を解消するためにはゴアテックスが採用。
ゴアテックス搭載のワラビーは防水透湿性に優れており雨の日でも足をドライに保ち快適に履けます。
ビブラムなら劣化しない
クラークス ワラビーのもう一つの不満点はクレープソールが溶けてしまうことにあります。
クレープソール自体が生ゴムで出来ているので熱や湿気に弱い。
英国や米国では気候が冷涼・乾燥しているのでクレープソールの劣化は遅いのですが、日本のような高温多湿の環境にはそもそもが不向きなソールなのです。
そこでビブラムソール。
ビブラムソールは登山靴やワークシューズなどに使用され耐久性やグリップ力に優れたラバー素材で作られています。
そんなビブラムソールなら真夏のアスファルトでも、雪道でも安全に快適に歩けるというものです。
でもクレープソールの独特な柔らかさは失われてしまうのであしからず。
アウトソールがゴム製のワラビーEVOもあります。
クラークスのワラビーEVOの違い。欠点を克服したら最強のモカシンシューズになった
スウェード ワラビーのお手入れ方法
スウェードシューズ全般に言えるがことですが、スウェードワラビーで特に”メープル”などの明るめの色は汚れが目立ちます。
汚れがつかないように予防することが大事で、汚れたら早めに専用のブラシやスプレーを使ってお手入れするとよいです。
まとめ
今回は「クラークスのワラビーはゴアテックス&ビブラムソールで不満解消」というテーマで書いてみました。
ワラビーの不満点が無くなったのは良いけど、価格がバク上がりで33,000円ともなるとそこそこの革靴も買えてしまう金額。
クラークスはカジュアルシューズという立ち位置なのでもう少し安いものはないかな。
というわけでAmazon限定のモカシンもあります。
こちらもワラビーそっくりのデザインで履き心地も良いって評判です。
そして膝に優しいウォーキングシューズならこちらもお試しあれ。