初めて、プリペイドシムのMOST SIMをアメリカとカナダで使ってみたレビューです。
先日アメリカに出張に行った折に電話とインターネットを低料金で使う為にMOST SIMのプリペイドSIMカード「アメリカSIMカード」を初めて使用してみました。
プリペイドのシム/MOST SIM初心者ですが、実際使ってみてこれがとても満足いくものだったので皆さまに紹介させていただきます。
海外でプリペイドSIMカードを使うメリット
皆さんも海外旅行に行かれるかと思いますがモバイル通信はどうされていますか。海外だと今日本で使っているスマホはそのままでは使えませんので「イモトのWifi」などのWifiルーターを空港でレンタルして持っていかれる方が多いかもしれませんね。
または国内で契約しているキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)回線を国際ローミング機能をオンにして使っておられる方もいらっしゃるでしょう。
でもどちらの通信方法でも料金は高いですね。アメリカ・ハワイの場合「イモトのWifi」で1日当たり1,580円なので7日間で11,600円(50%OFFキャンペーンもありますがそれでも結構な金額です)。
そこでプリペイドSIM。
今はアマゾンなどで期間限定で海外でモバイル通信ができるプリペイドSIMが売られています。
SIMは旅行先の国ごとに使用期間や通信量によって最適なものが選べます。
プリペイドSIMの場合、レンタルWifiのおよそ半額程度で使えるのでないでしょうか?
また、Wifiルーター通信だとスマホとの接続に時間がかかるし、何より電話はできませんよね。ホテルに電話したり、レストランの予約もできません。
あくまでもインターネット通信のみなのでメールやLine等での使用になります。
プリペイドSIMならSMSも使えます。
このようにSIMロック解除済みのスマホをお持ちであればプリペイドSIMをおすすめします。
MOST SIMをAmazonで購入
小生が実際購入してアメリカとカナダで使ってみたMOST SIMについて紹介します。
MOST SIMはAmazonで購入しました。
SIMには使用期間や通信容量のよって様々なタイプがあり、通信キャリアもAT&TとT-Mobileの2社が選べます。
2社の通信キャリアにはそれぞれ特徴はありますが、私の場合ロサンゼルス、ラスベガス、バンクーバーと3都市への訪問でしたのでAT&Tの「北米SIM カナダ・メキシコ・アメリカ /ネット/通話/SMS放題」高速データ通信無制限 10日間のSIMを選びました。
価格は2,580円でしたよ。安いでしょう。
注文して翌日に届きました。
MOST SIMの注意点
そんなお得なMOST SIMですが使用する上での注意点を説明します。
SIMロック解除済みの端末を使用
日本の通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で購入されたスマホはSIMロック解除をしない限り海外のプリペイドSIMは使用できません。
キャリアの店頭やサイトでSIMロック解除をしてもらうか、SIMフリー端末をご利用ください。
通信バンドを確認する
次にあげる注意点は通信バンドです。
一端的に世界各国ではキャリアで対応バンドが違います。
ここではアメリカの場合として説明しますが、お手持ちのスマートフォンがiPhoneであれば基本的に問題ありませんがアンドロイドの端末ですとお手持ちの機種によって繋がるバンドが違いますのでアメリカで使用できるスマホの確認が必要になります。
MOST SIMの通信キャリア
MOST SIMはアメリカで利用できるプリペイドSIMで、AT&TとT-Mobileの2キャリアから選ぶことになります。
先にも説明しましたが周波数(バンド)はAT&TとT-Mobileは若干違いAT&Tの方が対応バンド数が多くなっていますので電波をつかみやすいかもしれません。
因みに私はAT&Tを契約しました。旅行先によってT-Mobileの方が良い場合もありますので公式サイトをご確認ください。
AT&Tの対応バンド
4G: Band 2、4、5、17、30
3G: WCDMA 1900、850
T-Mobileの対応バンド
4G: Band 2、4、12
3G: Band 4 (AWS 1700/2100)
MOST SIMのアクティベート方法
Amazonで購入したMOST SIMを使うにはSIMが届いたらやらなければならない作業があります。
SIMの確認
到着したSIMを使用するスマホに挿入し、SIMが正常に読み取られるか確認します。
iPhoneの場合は、設定→一般→情報→ICCIDの89から始まる数字であればOK。
Androidの場合は、「圏外」または「サービスなし」と表示されれば正常です。
確認後は、速やかに電源を切ってSIMを通常使っている国内のSIMに戻してください。
アクティべートの方法
SIMが正常だと確認できたら国内でアクティベート手続きをしておきます。
https://open.mostsim.com にアクセスしweb表示の指示通りに必要事項を記入していきます。
SIM番号とパスワードはAmazonから送られきたMOST SIMのプリペイドカードに記載があります。
それから開通希望日を入力します。
開通希望日はアメリカに到着予定時間より早めにしておきます。
予定日(太平洋時間)の正午12時までにアクティベートは完了します。
注意点としてアクティベーション手続きは指定する開通希望日の48時間前までに済ませておいてください。
SIMの差し替え
飛行機が離陸してたらアメリカ(ロスアンゼルス)までは9~10時間かかるのでその間に日本のスマホからSIMを抜きMOST SIMに入れ替えておいてください。
アメリカに到着しSIMが通信電波をとらえたら、契約したAT&TかT-Mobileの表示がスマホ左上に出て繋がるはずです。
日本に戻る時は逆の作業を行います。
アメリカで繋がらないないときは
私の場合ロサンゼルスに到着したのにどうしたものか、AT&Tの表示は出たのですがどうも繋がりませんでした。
その場合は「プロファイル」を削除してみてください。
プロファイルの場所はiPhoneの場合、設定→「一般」の下の方→プロファイルにあります。
プロファイルを消して再起動したら手持ちのiPhoneでインターネットができました。
ロサンゼルスの次にラスベガスに移動。ラスベガスでも問題なくつながりましたよ。
通信速度
通信速度は爆速ではなかったですが一般使いでは申し分ない速度でした。ロサンゼルス市内、ラスベガス市内ともアンテナは5本。
因みにiPhoneでAT&Tの横に5GEと表示されていますが、私のiPhone8 Maxでは4Gの速度ですね。
カナダでもつながった
ラスベガスからバンクーバーに入りまして、スマホのSIMはそのままでカナダの電波を拾っています。
「ROGERS」のキャリア名が出ていますが4Gの表示はないので少し通信速度は遅いのかもしれませんね。
まとめ
このように初めてMOST SIMをアメリカで使ってみたのですが、快適・快適。
日常使いのiPhoneがそのまま使えるのでメールやLINEもすぐに送受信できます。
インスタだって撮った写真をその場で遅れますし、時計もインターネット時間で自動的に現地時間に変わっていました。
電話もホテルの無料バスの予約でかけたり、現地のスタッフともSMSのメッセージでやり取りできました。
もちろんウーバーだってアプリで呼べました。
Wifiルーターだと電池の持ちも悪いし、第一スマホと接続するのに結構時間がかかります。
そんなこんなでMOST SIMが満足いくものでした。
お試しあれ。