スウェットパンツは秋冬に履きたいファッションアイテムです。
ただし、スポーツ系のブランドは街着には不向きですし、おじさんが履くと若づくりしすぎで痛い感じを受けます。
そこで、スウェットパンツをおしゃれに履きたい方はアウトドア系のパタゴニアはどうでしょうか。
パタゴニア「ヘンプ・スウェットパンツ」は丈夫で暖かいスウェット/ワークパンツ。
今回は、パタゴニアの「ヘンプ・スウェットパンツ」の履き心地やサイズ感などを紹介します。
パタゴニアのスウェットパンツは4種

スウェットパンツとは、ウエストや裾部分にゴムや紐がついている伸縮性のある生地で作られたパンツのことで、スポーツやリラックスしたいときに着用することが多いですね。
パタゴニアには【スウェットパンツ】として、「アップライザル・スウェットパンツ」「マーニャ・フリース・パンツ」「テルボンヌ・ジョガーズ」「ヘンプ・スウェットパンツ」があります。
基本はコットン生地ですが、パタゴニアでは「テルボンヌジョガーズ」もスウェットパンツに入るみたいです。
ヘンプ好きにはたまらないパタゴニア「ヘンプ・スウェットパンツ」
スポーツ系スウェットの代名詞なら「チャンピオン」が有名で、筆者も実際に愛用しているんですね。
厚手のコットン地で耐久性が抜群のため長いこと着てるんですよ。
でもグレーのスウェットパンツは、少しダサく見えるので近年では外では履かなくなってしまいました。
その代わりと履いているのがこのパタゴニアの「ヘンプ・スウェットパンツ」。
根っからのヘンプ好きということと、すでにパタゴニア製の「ヘンプ・ワーク・ポケットTシャツ」を持っているので、パタゴニアが作るヘンプ製品が優れていることを知っていたからです。
パタゴニアのヘンプTシャツの記事はこちらをお読みください。
パタゴニアのワーク・ポケット・Tシャツは評判が良いけどサイズ感に気をつけて!
特長

「ヘンプ・スウェットパンツ」の特徴は、頑丈で保温性と快適さを備えた構造で、リサイクル・ポリエステル83%、産業用ヘンプ15%、ポリウレタン2%の混紡素材です。
重さは644 gと思ったより軽い。
リラックス・フィット
パタゴニアの製品はそれぞれの使用目的に応じて4つのフィット感にデザインされていていますが、このパンツは「リラックスフィット」に分類されています。
「リラックスフィット」は作業着として使われることを前提に作られているので、体が動かしやすいようにゆったり目のシルエットとされています。
でも、個人的には然程オーバーサイズという訳ではなく、ジャストサイズだった気がします。パタゴニアのサイズ選びは難しいですな。
ポケット

ポケットは左右1つづつと、右お尻部分に一つ。それと、左膝上にカーゴポケットが一つ付いています。
合計4つのポケットがあるのですが、左膝上のカーゴポケットがあることで「スウェットパンツ」ではなく「カーゴパンツ」に見えるところがにくいですね。
どうせなら、左右につけてくれればと思ったりもしましたが、片側だけの方が少しだけ垢抜けて見える気もします。
それと左右のポケットは浅めなので、ここは少し深めの方がスマホなど入れたものが落ちにくいのではと気になったところです。
使える季節
使える季節は、このパンツは適度に暖かい起毛生地なので早春や晩秋など、”少し寒いね”って季節が良いと思います。
室内着なら3シーズン着れます。
パタゴニアにしてはサイズ感がちょうど良い

パタゴニアは大好きなブランドですが、パンツに対しては二の足を踏んでいます。
そう、以前買ったシンチラパンツが良くなかった。
パタゴニアのシンチラパンツは長い?サイズ感に悩む短足おじさんのレビューとコーデ
丈が、股下が長すぎたのでした。
公式サイトでサイズ表を確認した上で買ったんだけど、実際に履いてみてから実感する始末。
その後のエブリデイパンツも100点満点とはいかず。
もしかして失敗?パタゴニアのエブリデイパンツのサイズ感について話したい
しばらくは、パタゴニアからサヨナラして、パンツはノースフェイスとモンベルにしていました。
丈の長さ

海外ブランドの洋服というものは、兎角袖や裾が長いことは当たり前で、パタゴニアもそうでした。
パタゴニアパンツ恐怖症と化した私でしたが、この「ヘンプ・スウェットパンツ」は100点満点をあげましょう。
筆者の身長は170センチ、体重は60kgの体型。Sサイズを購入しバッチリとサイズ感が合っていました。
当然と言えば当然のことなんですが、股下・ウェストともサイズ表どおりでした。
参考までに「ヘンプ・スウェットパンツ」のサイズ表をご覧ください。
XS | S | M | L | XL | |
ウエスト | 34 | 37 | 41 | 44 | 48 |
股上 | 29 | 29 | 30 | 32 | 34 |
股下 | 71 | 71 | 74 | 76 | 76 |
普段のパタゴニアパンツと比べ、股下が2〜3センチ短い。
スラックス系のパンツであれば、街場のリフォーム店で丈直しができるんですが裾がリブになっているタイプだと難しいと聞いたことがあります。
そして、スウェットパンツタイプは丈が会ってないと履きにくいし、当然カッコ悪いですから。
スニーカーを履いてそのままでOKなサイズです。
フィット感
厚手にできてるけれどとても柔らかい素材で肌触りも非常に良いです。 腰回りのゴムもキツくも緩くもなく快適で一年間使ってもずり落ちてくるようなこともありません。
実際、ドローコードは使っていません。
太もも周りはタイトな印象を受けますが、膝の曲げ伸ばしに窮屈なことはないですね。
めちゃくちゃ使えるパンツ
この「ヘンプ・スウェットパンツ」が使い勝手が良いところは、スウェットらしくないデザインだから。
裾が絞られてないところが大のお気に入りです。
スラックス感覚で履けるので、楽ちんで部屋着としても良いけどラフな外着としても十分務まる。おしゃれ着ではないがパタゴニアではワークパンツとしての使い方も想定している。
いわゆる、スエットパンツとは異なる印象を与えてくれるパンツなのです。
筆者の使い方だと、スーパーへの買い物、庭の手入れなど軽作業時に使っています。
春先や晩秋などはヘビーローテーションです。
まとめ
今回はパタゴニアの「ヘンプ・スウェットパンツ」のレビューを買いてみました。
結論として、ディテール、履き心地、耐久性に優れていて飽きが来ないこの「ヘンプ・スウェットパンツ」は個人的にパタゴニアのおすすめ名品とさせていただきます。
実際に、パタゴニア公式サイトの口コミでも★★★★★の4.8/5の評価で、パタゴニア製品中でも高得点の部類です。
筆者は60歳過ぎのおじさんですが、このパタゴニアスウェットとならこれからも気持ち良く暮らせそうです。
参考までにお得に買えるショップも紹介しておきます。
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