チャンピオンのスウェットシャツやパーカーは男性の方なら一度は着たこともあるはず。
チャンピオンはアメリカのスポーツウェアブランドで日本ではヘインズブランズ ジャパン㈱の下で販売されています。
中でも「REVERSE WEAVE(リバースウィーブ)」はチャンピオンスウェットの代名詞。
でも巷では『スウェットシャツはダサい』なんて声も聞こえてきます。
この記事ではチャンピオン パーカーのリバースウイーブの説明・魅力を紹介します。
チャンピオンと言えばリバースウィーブ
学生時代にはアメカジ全盛期でした。
大概はスウェット(当時はトレーナーと言ってました)とジーンズで通学やバイトに行ってましたね。
そんな男子学生の憧れはチャンピオンUSAのスウェット。中でもチャンピオン リバースウィーブはシンプルで耐久性もあり、また暖かいので3シーズン着ておりました。
価格はと言うと当時から決して安くなくてバイトして買いましたが、今売られている価格は¥17,600(税込)ってのもビックリです(リバースウィーブ(R) フーデッドスウェットシャツ 21FW MADE IN USA チャンピオン(C5-U101))って商品)。
リバースウィーブとは何か?
「REVERSE WEAVE®(リバースウィーブ®)とはチャンピオンの商標登録でスウェットシャツ等で使用される生地を一般的には縦方向に使われるところ横方向に使用するもの。
アスレチックシャツなどは、柔軟性を確保するために横方向に伸びる方が身体が動かし易いし、丈が伸びるとこれまた動きにくくなる。
1938年にリバースウィーブの特許を取得。
当時のスウェットシャツは今のようにポリエステル素材はなく、生地はコットンがメインだったのでやはり洗濯すると型崩れしやすくなる。
リバースウィーブは伸び縮みしにくいので、当時のスポーツマンに一躍有名になった。
リバースウィーブ一番の特徴は「綿なのに縮みにくいウェア」という点。
通常、コットン製のスウェットは洗濯と乾燥を繰り返すことによって縮んでしまいます。リバースウィーブは縦生地の縮みを防ぐと同時に両脇にEXPANSION GUSSET(エクスパンションガゼット)をつけ横の縮みを少なくし動きやすくしています。
実際所有にチャンピオンのリバースウィーブ シャツを見てみると正面と背中は生地が横向きになっていますね。
両脇の切り返しは縦方向に。
リバースウィーブ商品タグに「REVERSE WEAVE®」の表示があります。
これが本物の証。
リバースウィーブ(REVERSE WEAVE)とは生地の縦と横を逆にするという意味です。
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チャンピオンパーカーはダサいけど30年着てる
「THE KING OF SWEATSHIRTS®(キング オブ スウェットシャツ)」のチャンピオンですがやはりおじさんが着るとダサいのでしょうか?
筆者はグレーのアメリカ製モデル「12.5oz.(12.5オンス)」のパーカー(フーデッドスウェットシャツ)を30年近く着ております(こちらはリバースウィーブではない)。
パーカーにはフードが付いていてこれがどうも若作りに見えますか?
見方によってはダサいと言われそうですが、おじさんの休日着にはブルージーンズにグレーパーカーは大人の定番ファッションの典型でオーセンティックで気軽なコーディネートでしょう。
家族からダサいと言われていますが手放せない一着。
色はスウェット定番カラーの「オックスフォードグレー」なので飽きがきません。
USAコットンの持つざっくりとした風合いと肉厚な生地、そして起毛された裏地は秋冬に暖かいのも良い。
パーカーには縮みにくいポリエステル100%のスウェットもありますがやはりコットンは着心地がよろしいですね。
でも困ったこともあります。
それはコットンは乾き難いこと。
12.5ozの厚手の生地は気温が低い季節の洗濯後にはなかなか乾きません。
乾燥機にかければと思うでしょうがそれは型崩れ・縮みの原因になるので入れていません(それで30年も着続けられているのかも)。
破れも汚れもないのでまだまだ着れると状態です。
最近は機能性抜群のアウトドア系のシャツの出番も多くなっており、チャンピオンのスウェットを着ることも確かに少なめです。
でも機能ウェアには着て育てる面白みがないのも事実。
皆さんもダサいと言わないでリバースウィーブのスウェット/パーカーを一枚買って、その経年変化と定番ファッション コーデを楽しんでみてください。
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