ニットウェアの最高峰は何?と聞かれるとやはり「JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)」と答えています。
ジョンスメドレーは大人が着るべきニットとして有名な英国老舗ブランドですが高額なことでも知られていますが長持ちすることでも有名です。
それではジョンスメドレーのニットはなぜ素晴らしいのか?なぜ長持ちするのか?といった疑問についてご紹介します。
・ジョンスメドレーについて知りたい
・英国製の洋服に興味がある
・いいものを長く着たい
ジョンスメドレーはなぜ世界的な評判が高いのか?
歴史
ジョンスメドレー(John Smedley)は世界最高級のニットウェアのクリエーターで1784 年に設立されました。
世界で最も古い製造工場であり長持ちするように設計された美しい高品質の衣服を製造し、英国製として世界中に流通しています。
ジョンスメドレーの歴史は1784 年に綿紡績の生産を開始し1825 年には史上初の完全に編まれた編み機を使用してより複雑な衣服の生産し始めました。
1914 年には世界中に輸出を開始しやがて英国で最も有名な衣料品ブランドの 1 つとしての地位を確立しました。
1950 年代から 60 年代にかけて、マリリン・モンロー、オードリー・ヘップバーン、ビートルズなど、多くの著名人に愛用されるブランドとなり、1980 年までにはヴィヴィアン・ウエストウッドなどの英国人デザイナーに愛用されるニットウェア ブランドとしての地位を確立しました。
そしてポール・スミスも愛用することに。
2013にはエリザベス女王陛下より「高級ニットウェアの製造業者」として英国王室御用達の称号を授与されました。これは、信頼できる品質の証です。
英国製にこだわる
ジョンスメドレーが作るすべての衣服のタグに「Made in England」の表記があります。これはジョン スメドレーが英国の家族経営の会社であり続けることを誇りに思うから。
現在はスメドレー家の第 8 世代メンバーであるイアン マクリーンが経営しています。
ジョンスメドレーの素晴らしいニット技術とは?
それでは世界最高峰のニット技術を持つジョンスメドレーのニットについてご紹介します。
ハイゲージニット
ジョン スメドレーのアイコン製品となるのが「ハイゲージニット」。
ハイゲージニットとは編み目が細かく蜜に編み込まれたニットのこと。
薄手な仕上がりが特徴でドレッシーでエレガントな雰囲気が魅力のニットウェアです。
ジョンスメドレーのハイゲージニットはすっきりとしたシルエットでスマートに着こなせることから、ドレスアップしたいときもカジュアルダウンのときにも幅広いスタイルにマッチして上品でシックな大人コーデを底上げしてくれます。
そしてシンプルなので流行にとらわれず飽きがこず長く着れます。
ウールニットなのにかゆくない
筆者がジョン スメドレーのニットを着続けるもう一つの理由は”ニットなのにかゆくならない”からだ。
ジョン スメドレーのニットはメリノウールを使用していて肌あたりが柔らかく吸い付くようにフィットします。
また直接肌の上に着てもウール特有の嫌なかゆみを感じさせず快適な着心地と言った感じに。
安いセーターや自分で編んだマフラーがチクチクして着なくなったことはありませんか?それは毛糸のせいなのです。
ジョンスメドレーは30ゲージの最高品質のエクストラファインメリノウールを使っているのでチクチクすることもなく、また通気性もよく蒸れも感じることも少ないので長い季節着ることができます。
コットンポロもおすすめ
ジョン スメドレーは春夏シーズン用にコットン素材のニットも展開しています。
定番商品の【Adrian(エイドリアン)】は30ゲージのシーアイランドコットンで編まれた半袖ポロシャツ。
シルキーな光沢感とカシミアのような肌触りのシーアイランドコットンはメリノウールとはまた違ったジョンスメドレーの魅力を発揮してくれています。
そしてこのAdrianはジョン スメドレー愛好家にとってマストハブなポロシャツとなっています。
シーアイランドコットンポロも一着持っていると長く着まわせること間違いなし。
ジョンスメドレーが高いけど長く着られる理由
以上のことからジョンスメドレーは品質が高く優れたニットメーカーだということがわかりました。
またそれにブランド力もある。
最高級の素材、技術に裏打ちされた商品・ブランドは価格が高いのは誰もが認めるところです。
良い素材、デザインというとラコステのポロシャツやブルックスブラザーズのボタンダウンシャツなど多数の定番商品がありますが、ジョンスメドレーもそんな普遍的定番アイテムの一つなのでいつの時代にもマッチし長く着られることでしょう。
当然のことながらメンテナンスは必要ですよ。
まとめ
今回は『高いと評判のジョンスメドレーには訳がある!価格と品質の相関関係とは?』と言うテーマについてブログを書いてみました。
因みに筆者が持っているジョンスメドレーのニットは定番の【Dorset(ドーセット)】。
およそ25年前に購入した年代物です。
今でも秋冬になるとクローゼットから引っ張り出してジャケットのインナーとして着ている。クリーニングに出すことはしないでもっぱら自宅で手洗いしているのが長持ちしている理由かもしれないですがこの話はまた別の機会に。
ジョンスメドレーのニットは手触り・肌触りが良いのでストレスを感じさせない満足いく筆者お気に入りの洋服の一つになっております。
ニットらしいニット。モコモコ「シャギードッグニット」のブログもお読みください