シャギードッグニットってご存知でしょうか。シャギードッグニットは見た目毛羽立ちしたニットセーターのこと。
シャギー(Shaggy)は英語で「毛むくじゃらの」という意味。ドッグ(Dog)は犬ですよね。
毛むくじゃら犬のようにふさふさしたニットセーターのこと。
聞くだけであったかそうですね。
今回はシャギードッグニットとその世界的クラフトメーカー「Laurence J.Smith(ローレンス J.スミス)」を紹介します。
・レトロな手編みセーターに興味がある
・英国製のセーターがほしい
・長く着れる洋服が好き
シェトランドニットについて
まずはシェトランドニットの説明から。
ニットセーターにこだわるなら本格的な英国製ニット、それもスコットランド製、中でもシェトランド諸島で編まれた手編みのセーターってところが重要!
シェトランドニットはスコットランドの北海岸沖のノルウェーとの間にあるシェトランド諸島に由来しています。
そしてシェトランド諸島で放牧されている羊はその過酷な環境によって丈夫で軽量で長いステープルウール(羊毛の品質の尺度)を生産してくれるのです。
このピュアウールは非常に温かく丈夫なニットセーターとして何世代も受け継がれて製作されています。
シェトランドセーターの編み方は「プレーン」「ケーブル」「フェアアイル」そして「ブラッシュ」。
「ブラッシュ」は「シャギードッグ」とも呼ばれるようになりました。
「シャギードッグニット」は多く「シェトランドニット」の1つにすぎず、すべてのシェットランドセーターがシャギーではありません。
シャギードッグニットはむくむくセーターだった
「シャギードッグニット/セーター」はむくむくのセーターと説明しましたがその製法を説明します。
シャギードッグニットは編み上がったシェトランドセーターをアザミの棘(トゲ)で引っ掻いて仕上げます。
そうしますと毛羽立ち、モヘアに似た起毛感が出てふんわりとするのです。
手間ひまがかかるのです。
耐久性もあります。
筆者のセーターは10年物。で温かく十分に使えます。
長年着たりクリーニングに出したりで毛羽立ちが少なくなってきたので、最近では自宅でウール専用洗剤で洗っています。
シャギードッグセーターは一般のアパレルショップでは売っていませんが、今ならこちらのショップで購入できます。
Laurence J. Smith(ローレンス・スミス) とは
もうひとつ。
筆者所有のシャギードッグニットのメーカー、Laurence J. Smith(ローレンス・スミス)も紹介しておきます。
「ローレンス J.スミス」はスコットランドの北に位置するシェトランド諸島のニットウェア業界で最も人気のあるメーカーの1つ。
熟練のニッター達が1930年代から使われている古い機械を用いて生産するなど、最高級のシェトランドウールから手編みで編まれ、限られた数量しか作れず貴重な伝統的セーターを手掛けているニットメーカーです。
他ブランドのニットはシェトランドウールにブリティッシュウールをブレンドしたものも多いのですが、同社が取り扱うものは上質なシェトランドシープ100%。
それだけに高品質で風合い豊かなシャギードッグニットを着心地を味わうことができるのです。
シャギードッグニットのコーディネート
シャギードッグニットのコーディネートは難しくありません。
基本的にメンズならブリティッシュコーデに合わせれば間違いなし
女性ならフェミニンコーデやガーリーコーデで。
グレー系やブラウン系のベーシックな色選ぶと落ち着きのある大人の印象に。
カラフルな色を選ぶとアクティブな印象になります。
レイヤードの挿し色としてきれいな色のシャギーニットを合わせれば完成。
筆者所有もポップなライトブルーで、主にジャケットのレイヤードとして着用しております。
私は特にパンツはチノやジーンズが好きなので、オックスフォードのボタンダウンシャツの上に重ね、ジャケットはツイードで。
たまにデニムジャケットを。
シャギードッグは典型的なメリノやカシミヤのセーターよりカジュアルに見えますが、英国製のジャケットの下に着ると十分ドレッシーです。
シャギードッグニットはどこで買えるの?
ここ数年のトレンドでもあるブリティッシュ人気とともにシェトランドニット(シャギードッグセーター)は最注目されています。
では、どこで買えるのでしょうか?
シェトランドニット/シャギードッグニットはこちらのショップで購入できます
こちらはもっと本物志向の【ピーターバランス】製!
シーズンらしさを演出でき、温かく見た目も上品。
リゾートウェアとして、大事な人へのプレゼントして一着いかがでしょう。