最近暖かくなってきたので、部屋のメンテナンスをしております。
今日は20年前に購入したテーブルが汚れて白っぽくなってきたので、ワックスでもかけてみようかなと思い、いそいそとインターネットでどんなワックスがいいのかなと間作中です。
自宅のテーブルはチーク材の無垢材でありますので、ワックスも自然素材がいいかなと思い家具によく合う蜜蠟ワックスなるのもを購入しました。
今回は実際に購入した蜜蠟ワックスについてと塗り方をご紹介します。
チークにあうメンテナンス用ワックスを購入
国産で代表的な家具用ワックスは、ニッペホームペイントのVINTAGE WAX (ビンテージワックス) 木部用ワックス でしょうか。
「えごま」を使用した、環境に優しい植物油ベースのワックスで、トルエン・キシレンは不使用とのこと(ここが重要)。
食卓のテーブルに塗るワックスに化学物質が使われていると、小さいお子さんがいる家庭(アトピーなんて本当に心配です)ではちょっと心配になります。
ニッペのワックスは大丈夫みたいですが、輸入品のワックスを使われる方はよく成分表を確認した方がよいでしょう。
当初はニッペの家具用ワックスでいいかなと思いましたが、ここはもう少しマニアックなワックスを探してみます。
蜜蝋ワックスの蜜蝋とは?
蜜蝋とは初めて聞く言葉です。
インターネットでもっと検索してみると家具用ワックスで蜜蝋ワックス・蜜蝋クリームなるものがあるのを発見。
早速ググってみると・・・
ミツバチたちの巣づくりを担う働きバチは、巣の材料としてミツロウを自ら分泌します。ハチの巣でおなじみの六角形の部屋(巣房)をつくる際に、働きバチは腹部にある8つの分泌腺からうろこ状のろうを分泌します。
なるほど、蜜蝋とはミツバチがつくるもので自然界のものなのですね。その蜜蝋を使った富山県の尾山製材㈱の家具用ワックス「木工用みつろうクリーム」を購入してみました。
尾山製材のワックスは、五つの天然素材、蜜蝋・なたね油・椿油・アマニ湯・ひば油でできているようです。
このことは、自称ナチュラリストの私の琴線に響きましたね。
このワックスは屋内のほとんどの未塗装木材に使用でき、ニスなどが塗られている木材・フローリングには使ってはだめみたいです。
木製家具用かと。注意書きにオイルフィニッシュに仕上がると記載がありますが、自宅のチークのテーブルはオイル仕上げなので問題ありません。
チークテーブルの蜜蝋ワックス 塗り方
缶の蓋を開け、早速塗ってみます。クリームの色はハチミツ感のある黄色。
触感は固めです。
ただ布切れ(私は古なったTシャツをカットして使ってます)でなぜると滑らかに拭けます。テーブルに乗せた時の伸びもいいみたいです。
いきなり真ん中からワックス掛けするのではなく、端から一部分だけ試しに塗布してみました。
一度全体を磨いて30分程度放置して、乾き具合を確認してと説明書にありましたが、一時間放置しました。
その後乾いた布で乾拭きをするようです。塗った後は少しべたついていた感じですが、木部に沁み込んだのか、後はしっとり感が出ました。
1回目直後の仕上がり。
チーク材の赤茶色の色が復活です。初回のメンテナンス後、3~6か月を目安に重ね塗りも可能とのこと。(あと2回ぐらいワックスをかけるといいかも)
ワックスをかけたあとは水もはじきます。
以前は水がすぐしみ込んで見苦しかったのですが、お客様がいらっしゃってもこれで一安心ですか。
蜜蠟ワックスまとめ
本記事は「蜜蝋の家具用ワックスでチークテーブルのツヤ出しをしてみた」というテーマについて書きました。
蜜蠟ワックスをした後は匂いますが自然素材という事で気にせずにおきます。
ワックスは日常使うダイニングテーブルだと半年ごとに塗ったほうが綺麗さを保てると思います。