まだまだ街で見かけることの少ないヤリスクロスですがこれから購入を考えられておられる方に、ガソリン車かハイブリッド車かで迷われておられる方に、ハイブリッド車購入者から実燃費や感想についてご紹介します。
ヤリスクロスはハイブリッドが人気
トヨタのヤリスクロスが売れています。12月現在のヤリスクロスの納車待ちはおよそ4か月で1月に注文しても5月のゴールデンウェークまでには間に合わない可能性があるそうです。トヨタの営業マン曰く。ガソリン車よりハイブリッド車の方が人気が高いだとか。
小生は発表前の昨年8月の注文で10月納車でしたのでいち早く乗ることが出来ております。
ヤリスクロスの燃費は?
ヤリスクロスの燃費ですがまずはカタログ表記上の燃費を記しておきます。個人的にはヤリスクロスのZグレードがおすすめなので(所有車もZグレード2WD)そのデータのみ表記で他グレード車はメーカーホームページかカタログをご覧ください。
カタログ燃費
ヤリスクロスのカタログ燃費は以下の通りです。
■ガソリン車 Zグレード 2WD
WLTCモード燃費/18.8km/L
市街地モード/14.4km/L
郊外モード/19.9km/L
高速道路モード/21.1km/L
車体価格/221.0万円(消費税込み)
■ハイブリッド車 Zグレード 2WD
WLTCモード燃費/27.8km/L
市街地モード/29.4km/L
郊外モード/29.9km/L
高速道路モード/26.1km/L
車体価格/258.4万円(消費税込み)
実燃費の計測結果
納車後3か月の走行距離は497km、実燃費は24.8km/Lでした。
まだ高速道路は走っておりません。カタログ燃費のおおよそ90%に達する数値で上々の結果です。日常では近所のスーパーに行ったりの使い方でしたがお正月には羽田や江ノ島に行っております。
ヤリスクロス ハイブリッド車とガソリン車の価格差について
ヤリスクロスのガソリン車とハイブリッド車の燃費と車体価格を比較していきます。
WLTCモードでは9Km/Lの差があり価格ではおよそ37万円の差があります。これをリッター換算しますと、ハイブリッド車の場合2万6千キロ多く走って初めて元が取れる計算になります。これにエンジンオイル交換・エレメント交換費用を入れると更に多く走らなければなりません。走行距離が短い方だとこのことだけで考えるとガソリン車の方がお得かもしれません。
但し馬力やトルクの数値、またエンジン音・加速感などのドライブフィールは圧倒的にハイブリッド車の方が優れています。
またガソリン車・ハイブリッド車の選択につきまして、初期費用を優先するか?ランニングコストを優先するか?だけでなく下取り時の査定に於いて、今後はガソリン車よりハイブリッド車の方が有利だと思われることもあり様々な角度から慎重に検討する必要があるかと思います。
ヤリスクロス ハイブリッドならACコンセントはほしい
ハイブリッド車を買って3か月で後悔した装備が一つあります。それはオプションだったAC100Vコンセント。
ハイブリッド車を選ぶのであればAC100V・1500Wのアクセサリーコンセント(4万4000円)は付けておいて損はないオプションです。
最近の車にはUSBコネクターは標準で装備されているのですが、AC電源は付けれる車とそうでない車があります。ハイブリッド車SUVならアウトドアレジャー時は当然で、災害時の停電による非常給電システムにも使うことができます(最近では災害も多いし)。
また「アウトドアワーキング」「ブレジャー」などの働き方の多様性で、アウトドアでPCを使う機会も多くなりました。そこで困るのが充電。
シガレットソケットからの充電も一部出来るのですが、やはり家庭用100V AC電源でつなぎたいのでオプション・アクセサリーコンセントは付ければ良かったと後悔しています。
まとめ
ヤリスクロスは国内で購入出来る燃費最良級のSUVですのでシティユースにもアウトドアレジャーユースにも燃費を気にせず運転・ドライブができます。
ヤリスベースなので車内は狭く後部座席は長時間車の乗車は大型車にはかないませんが、少人数のご家族であれば問題無しと言えるのではないでしょうか。
1.5Lのエンジンでは満席状態での登坂は少しパーワー不足でありますが、基本的に燃費優先であれば致し方ない事。
我が家でも子供たちが成長し揃って遠出することもなくなり、車の大きさやブランドよりランニングコスト優先のライフスタイルに代わってまいりましたので、このヤリスクロスのサイズでも十分です。
もちろん予算のご都合もあるかと思いますが、資料をよくご確認いただきトヨタの営業マンにもご相談いただきたいと思います。
追記
ヤリスクロスでお正月にドライブしてみましたので動画もご覧ください。