テレワークの為に自宅で使用するデスクチェアを検討している中、オフィス家具大手メーカーであるイトーキの「サリダチェア」を見つけました。そのサリダチェア シリーズの「YL3」を購入しましたので早速商品レビューをしていきます。
在宅勤務・テレワークが今後も主流になりそうなので、ここいらで長時間座ってパソコン操作をしても腰が痛くならない椅子が欲しくなりました。
出社時には通常1日に8時間〜10時間ほどデスクワークがメインなので年齢的に「腰痛」を心配しております。
もともと自宅ではニトリの5000円くらいの椅子を使っていたのですが、一日中座って業務にあたるのはいささか心もとない製品で、最低でも会社で使用している程度のオフィスチェアを購入する必要があったからです。
購入したイトーキのサリダチェア「YL3」はインターネット上の評判も良いように思えましたし、何しろ手ごろな価格帯であったため最終的にこちらを求めました。
サリダチェア( SALIDA CHAIR )とは
サリダチェアはイトーキのオフィスチェアの中でも比較的ローコストな椅子で、主にSOHOや起業する人におすすめのデスクチェアです。
サリダチェアはコストパフォーマンスを追及したオフィスチェアなので当然ながら価格設定も低めに設定してありますし、オフィス事務機器大手のイトーキが作っているので基本をおさえたしっかりとした座り心地です。
サリダチェアの種類
サリダチェアには全7つの種類があります。
高い順に並べてみました(価格は全て消費税込み金額です)。
- 「YL9」34,900円
- 「YL8」34.900円
- 「YL7」34,900円
- 「YL6」24,900円
- 「YL5」肘置き付き19,470円、肘置き無し13,200円
- 「YL3」肘置き付き21,900円
- 「YL2」肘置き付き17.990円、肘置き無し12,990円
一番高い「YL9」でも39,900円(税込み)です。
サリダチェア(YL3)に決定
どうせなら座り心地もデザイン性も求めたい・・・と思いましたがやはり自宅のデスクスペースの関係上それなりにコンパクトな椅子の方が邪魔にならない。特に背もたれがハイバックデザインの物は圧迫感がありましたので低めにシリーズにします。
一番安くコンパクトな「YL2」では背もたれが小さすぎるのとメッシュじゃないことで却下。小生は夏場には結構背中に汗をかくタイプなのでやはり背もたれは通気性の良いメッシュ素材がいいと思います。
そして肘置きが欲しかった。長時間座って四六時中キーボードを打つばかりではなく、考えたり、休んだりします。そんな時肘置きがあるとひと息つけていいんですよね。
座面も広い方がいい。
価格も安いに越したことないので・・・。
熟考の末「YL3」に決定しました。
価格はAmazonのクリスマス・プライムセールで更に安く、実質一万円台で出ていたので思わずポチリました
サリダチェアYL3の特徴
購入しましたYL3の特徴をまとめておきます。
メーカー
- ITOKI(イトーキ)
サイズ・重量
- サイズ:W655mmxD590~740mmxH870~955mm
- 座面高さ:SH440~525mm
- 製品重量:18.5kg
材質
- 背部インナー:ABS
- 背部アウター:ガラス繊維強化ナイロン
- 座部アウター:ポリプロピレン
- 座張り材:ポリエステル100%
- クッション材:ウレタンフォーム
- 脚:ガラス繊維強化ナイロン
- 背ブラケット:金属
- キャスター:ナイロン双輪キャスター
特徴まとめ
強弱の調整が可能なシンクロロッキングは背に連動して座面後方が沈み込み快適です。
背もたれは通気性の良いメッシュ素材。背中のムレを軽減してくれると思います。
広い座面はゆったり座れる幅48cmあります。
サリダチェアYL3は肘置きが標準装備。肘は11段階調節が可能なアジャスタブル肘は、肌に接する部分がポリウレタン素材で柔らかいので触り心地も良い感じです。
オフィス機器メーカー製だけあってしっかりとした作りなので「がっちりしているのに柔らかい椅子」と感じました。
サリダチェアは組み立てが必要
サリダチェアをAmazonで購入したら自分で組み立てる必要があります。
製品重量はおよそ19Kgなので結構重く、荷姿も大きいです。
我が家では玄関ポーチで組み立てました。組み立て説明書も入っておりましてそれを見ながらで難なく完成。組み立て時間はおよそ15分ぐらい。段ボールも処分等もあわせて30分もあれば終了します。
女性の方だと重いので少し手こずるかもしれません。
サリダチェアYL3の良かった点・悪かった点
約1ヶ月サリダチェアYL3を毎日使用してみて良かった点・悪かった点をまとめてみました。
良かったところ
座り心地に安心感があります。座面が広く快適でお尻が滑りにくい生地になっています。座面は当初「硬め」かなと思ったのですが別段使用に問題はありませんが、沈み込むような柔らかいような座り心地を求めている人は不向きです。
各部が細かく調整できます。座面の高さ、ロッキングの方さ、肘の高さを変えることができます。このあたりはオフィスチェアではあたりまえですが。
一応お洒落に見える椅子です。
背面のメッシュの色は数色あり、部屋の雰囲気や好みで選べます。小生は綺麗なライトグリーンにしました。
YL3の背もたれはメッシュ素材。一応デスクチェアを検討する中で背もたれが樹脂製のチェアも検討しましたが耐久性・経年劣化を心配したので価格もリーズナブルなこの椅子にしました。
当面使ってみます。
悪かったところ
購入後1ヶ月使用してみて悪かったところも少しあります。
やはり組み立ては少し大変でした。作業は難しくなかったのですが各パーツは重かったです。それだけしっかりとした作りと言うべきか。
このサリダチェアYL3は背に連動して座面後方が沈むシンクロロッキング機能がついているのですが、まず背面は思ったほど後ろに倒れません。
よって背を伸ばしたりといったリクライリングはほぼ出来ないと思っていいです。また座面も連動して動いているかいないかわからない程度の動きでした。
それとこれは小生が悪いのですが、肘置きが机の引き出しに当たって椅子がしまえませんでした。肘置きは上下の調節はできますが一番低くしてもあたります。
カウンター下に引き出しがついているデスクを使用されている方は注意してください。結局肘置きは取り外して使用しております。
まとめ
今回は『腰痛にも安心!イトーキ「サリダチェアYL3」のレビュー』と言うテーマで書きました。
今ではテレワーク半分、通勤半分といった状態ですが自宅に籠ってばかりでなく車の中でも仕事をしている状況です。
当然部屋ではサリダチェアYL3を「買ってよかったデスクチェア」という結論!
一万円台(おおよそ2万円に近いですが)で個人で購入できるオフィスチェアとして勉強や在宅ワークに最適。
近年は仕事において生産性を求めらることが多いので集中してPC作業ができればそれにこしたことはない。
あとは腰痛がどこまで抑えられるかは今後様子をみるつもりです。安い椅子を買って腰痛に悩むのも馬鹿らしいと思います。
耐久性も期待しています。