Patagonia(パタゴニア)で最も軽く気がるに羽織れるフーディニ・ジャケットを紹介します。パタゴニアには様々なジャケットがありますが、このフーディニ・ジャケットはアウトドアでもタウンウェアとしても、また旅行にと最高に役立つ機能性ウィンドブレーカーなのです。
春から秋にかけての3シーズンで一枚持っておきますと何かと重宝しますしミニマルデザインでオンでもオフでも似合います。
今回はこのフーディニ・ジャケットの特徴やサイズ感、蒸れの問題など実際の使用感をまとめてみました。
パタゴニアのフーディニ・ジャケットについて

フーディニ・ジャケットはパタゴニア中もっとも軽いアウトドア用万能シェルになります。本当に軽いので着ていることを忘れてしまうかも(大袈裟ですが)。
軽量が故にトレッキングやジョギングなど激しいアクティビティ時にも着用でき、畳んだらコンパクトにしまえる携帯性バツグンのナイロンジャケットなのです。
それでは早速フーディニの特徴をご紹介します。
素材
超絶軽量なリップストップ・リサイクル・ナイロン100%でDWR(耐久性撥水)加工済み。余りの薄さに使っているうちに破れないか心配になるほどです。
袖口・裾
袖口は下半分が伸縮性がありますが、上半分は伸縮性はありません。これはアクティビティ時にすぐ時計を見れるような工夫です。だってゴムがついていたら反対側の手でめくらなくてはいけませんからね。
裾にはドローコードが1箇所ついています。両方だったら嬉しかったですがこれもミニマルの所以でしょうか。

防水性・撥水性
フーディニジャケットは基本的にはウィンドブレーカーですが小雨程度の防水性もあります(水滴をはじく程度)。しかし防水仕様のレインウェアではないので注意が必要です。
重さ
重量は105 g !めちゃ軽いです。
アウトドアや旅行などで荷物を軽くしたいときフーディニは活躍します。
軽さの秘密はインナーが透けて見えるほど薄い生地。
枝などで引っ掛けると破れてしまいそうで怖い。

価格
2021年価格で14,850円(税込み)でした。
これって結構高いと思いませんか?
でもパタゴニアの商品って長く着れるのでコストパフォーマンスはいいかもしれません。といつも自分に言い聞かせています。
フーディニ・ジャケットの色は
2021年春発売のパタゴニアのフーディニ・ジャケットのカラーは全部で11色もあります。
そのうち「Andes Blue」「Fire w/Classic Navy」「Mango」「River Delta: Forge Grey」の4色はアウトレット対象品に指定されています。
あまり人気がなかった色だったのでしょう。
そんなフーディニ11色の中で小生が購入してみたい色は4色。
「Black」「Industrial Green」「Crater Blue」「Hot Ember」。主に街着・ビジネスでの着用が多くミニマルな色の方が汎用性が高いと思いますので派手な色は遠慮しときます。
お若い方やアウトドアオンリーならビビットなカラーも素敵でしょう。
カラー:Black

カラー:Industrial Green

カラー:Crater Blue

カラー:Hot Ember

結果今回購入したのは「Industrial Green」。ブラックでいいかと一旦は悩んだのですが、手持ちの黒色のジャケットが数枚あり、物が被ってしまうのでこの度はこのカーキ色にしました。
ブラックは確かにシンプルでオン・オフ問わず合わせやすいのですが、こちらのフーディニ・ジャケットは薄手の生地なのでインナーが見えやすいと思いましたし、黒系ジャケットの所有率が高く少し違う色のジャケットが欲しかったからです。
フーディニ・ジャケットのカーキは3シーズンで使える色ですし、アウトドアでも違和感を覚えないネーチャーカラーです。このカーキ色なら飽きずに長く使えるのではないでしょうか。
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フーディニ・ジャケットのサイズ感は?

フーディニのサイズについて実際に着てみた感想を紹介します。
小生は身長は170センチ。体重は62キロの中肉中背ですがSサイズを購入いたしました。
パタゴニアのジャケットはアメリカンサイズなので、1サイズ小さなものを購入しています。
実際に着てみた大きさはSサイズで丁度いい。本当にピッタリ。
どちらかと言えばきつくも感じ胸周りや肘を曲げた時はかなりタイトです。
もしかしたらもう1サイズ大きめのMでも良かったでしょうか?袖丈はピッタリでした。
パタゴニアのショップアプリでの購入なので試着はしていません。
元々このフーディニ・ジャケットは薄いインナーの着用を想定していることと、アクティブなジャケットとしてジャストサイズをオススメしているのかもしれません。
丈の長さも丁度良くスワローテイル型(前より後ろが長いデザイン)でお尻が隠れるぐらいの長さになっています。
ゆったりめが好きな方だと日本サイズのままでもいいかもしれません。
パタゴニアは商品によってサイズ感が変わるのでやはり試着した方が安心です。大きさ変更をするのも面倒くさいのでそのままSを着ています。
サイズ表を載せておきます。(サイズは㎝)
XS | S | M | L | XL | |
身幅 | 50 | 52 | 56 | 61 | 65 |
着丈 | 75 | 77 | 80 | 83 | 85 |
裄丈 | 86 | 88 | 91 | 93 | 96 |
フーディニ・ジャケットは蒸れる?

防風に優れたパタゴニア フーディニ・ジャケットですが、トレイルランニングや気温や湿度が高い季節には蒸れることが予想されます。
体温調整には全面のファスナーを下げればいいのですが、それ以外だと左胸のポケットを下げて体温調整することになります。
ノースフェイスやモンベルのように裾に両方ポケットがあれば、そこでも体温調整調整ができるのですがこのフーディニ・ジャケットにはポケットは1つだけ。
シンプルな作りでいいのですがポケットがもっとあったら便利なのにとも思います。でも強い風が吹くと寒い時もあります。ペラペラな生地なので保温力はありません。
もし保温をお考えでしたら、ノースフェイスの「エクスペディションドライドットジップハイ」やミレーの「ミレーのアルファライトスウェットII 」などのミッドレイヤーがお勧めです。
まとめ
これまではパタゴニアのフーディニ・ジャケット前身の軽量シェルを使っていたのですが、裏のPVCコーティングが破れてきたので20年ぶりの買い替えとなりました。
裏は破れているのですが表地は汚れもなく綺麗な状態のままです。
野山歩きや旅行に重宝するフーディニ・ジャケットは本当に機能的でおしゃれだと思います。
また胸のポケットに押し込めばコンパクトにしまえるので、風が強い日や天気予報で小雨が降りそうな日にはデイパックに入れておいてサッと広げて着ることもできますね。
これでまた所有の機能性ジャケットが一つ増えて嬉しい限りです。皆様もアウトドアでお試しあれ。
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