人気だったパタゴニアの「パフボール」。
パフボールは発売当時は濡れても保温力が落ちないという触れ込みでダウン(羽毛)に変わる理想の素材でした。
今は惜しまれつつも廃盤になってしまいましたが、その機能は今もパタゴニアの化繊ジャケットに引き継がれています。
今回は筆者が発売当初から愛用している懐かしのパタゴニアの「パフボール ベスト」をご紹介します。
ちなみに27年間着続けるとどうなるのかって?
興味あるでしょう?
・化学繊維入りのジャケットは暖かいか知りたい
・パタゴニアの服が好きだ
・パタゴニアの服を捨てられない
・パタゴニアの経年劣化は?
パタゴニアのパフボールベストはこれだ
パタゴニアの名品「パフボールシリーズ」ってご存知でしょうか?
聞いたことないな?
「ナノパフ」や「マイクロパフ」なら知ってる!って方が大多数だと思います。
パタゴニアのパフボール(PuffBall)は表面はリップストップナイロン地で中にポリエステルの中綿(エコダウン)を詰め込んだウェアで、多分1995年頃に新発売された商品だと思います。
コットンやダウンの中綿を使わない全く新しい防寒服で、とにかく軽くてダウンと違い濡れても平気で経年劣化にも強いってアウトドアの為に開発されたような夢の素材。
さすがパタゴニアは凄いと感心しながら発売された年に購入した記憶があります。
そんなハーフジップのパフボール ベストをこの年にもなってまだ着てるなんて物持ちがいいと言いますか、捨てられない気の弱さといいますかお恥ずかしい限りで。
パタゴニア パフボールは温かくなかった?
パフボールの特徴
パタゴニアのパフボールは防寒性に優れているわけではありません。
濡れているときはダウンセーターよりも暖かいかもしれませんが、実際にはダウンと同じくらいとまでは軽くなく断然ダウンの方が暖かいです。
でも、ライトアウターとしてもインナーとしてもパフボールは使いやすかったのは間違いなく、パタゴニアの中でも長い間生産された定番モデルとして人気があったのは事実です。
フリースの代替品として軽量で圧縮性が高く耐風性に優れていますが表面の生地は耐久性がはるかに低く通気性はほとんどありません。
ほどほどの保温性ながら軽量で着心地は快適で汎用性は高い。
筆者はこれをフリースの上とシェルの下に着て寒いスキーや冬の街を歩くときに重宝しています。
パフボールは安かった!
パフボールはダウンと比較して安かったように思います。
当時パタゴニアのダウンジャケットは若者には手が出ないような価格で、パフボールやシンチラジャケットをやっとの思いで購入した記憶があります。
パタゴニアは今も高いですよね!
パタゴニアの価格のことなら、”パタゴニアをアメリカで買えば安かった!日本とアメリカの価格比較”という記事を見てみてください。
そしてお得に買えるWEBショップならこちらも。
アウトドアウェアならヒマラヤオンラインパタゴニア パフボールを買って良かったこと
自宅で洗濯できる
パタゴニアのパフボールの良かった点は洗濯機で洗えることと、早く乾くこと。
ダウンはクリーニングに出さなければならないのでお金もかかるけど、パフボールは自宅で洗えます。
また冬は乾きが悪いけどパフボールは比較的早く乾きます(シンチラフリースの方がもっと早く乾きますが)。
という訳で財布に優しいウェアだったのです。
耐久性
パフボールを買った当時はこんなに長く着れるとは思っていませんでした。
透湿性撥水加工品(ゴアテックス、H2noなど)は経年劣化しますから製造から3~5年経ったものは剥がれたり、割けたり、変色したりする可能性があります。
でもこのパフボールはUSA製なのか非常に作りも良く心配されたような経年劣化も起きていません。
メルカリに出しても高く売れることでしょう。
古さを感じさせない
少しシャイニーな生地(光沢があるもの)で古さを感じさせません。
表地はブルーグリーンですが裏地はパープルでこの2トーンがお気に入りです。
今売られていたらまた買ってしまうかも。
結論
このブログは『パタゴニアのパフボールベストを27年着続けたらどうなるのか?』というテーマについて書きました。
結論は「まだまだ着れる」ってこと。
心配されていた生地の割けもなく、中綿もふっくらしています。きちんとした手入れ・洗濯方法が良かったのかもしれません。
まだ5年は着るよ!
パタゴニアの化繊インサレーションの究極品は【DASパーカ】になるのでしょうが、それもパフボールがあってからこそと思いつつ今日も大事に着ております。
はてさて、あと何年着れることやら。
シェラデザインのダウンベストの記事もご覧ください。
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