パタゴニアの「リジェネラティブ・オーガニック・パイロット・コットン・クルーネック・スウェットシャツ」って長い名前のスウェット・トレーナーをご紹介します。
パタゴニアのスウェットトレーナーは数々あれど、この 「リジェネラティブ・オーガニック・パイロット・コットン・クルーネック・スウェットシャツ」 は今年発売されたばかりのバリバリの新商品。
今回はそのディテールや特徴、サイズ感をレビューします。
パタゴニア スウェットシャツは2種類ある
2021年現在、パタゴニアでは2種類のスウェットシャツ(トレーナー)が販売されています(正確に言えばもっと多い)。
一つは以前からある「P-6 ラベル・アップライザル・クルー・スウェットシャツ」。
もう一つは今年発売されたばかりの「リジェネラティブ・オーガニック・パイロット・コットン・クルーネック・スウェットシャツ」。
「P-6 ラベル・アップライザル・クルー・スウェットシャツ」 は裏起毛があるシャツで、リサイクル・コットン47.5%、リサイクル・ポリエステル47.5%、ポリウレタン5%のフリース素材。
重さは556 g (19.6 oz)。
方や「リジェネラティブ・オーガニック・パイロット・コットン・クルーネック・スウェットシャツ」はコットン100%を使用した裏起毛なしの403gのスウェットシャツです。
「オーガニック・コットン・スウェット」(名称が長いのでここから省略)の方が薄くて軽量。
因みにアメリカのパタゴニアショップを確認してみたところどちらも$69で同じでした。
どうして日本では価格が違うのでしょうか?
パタゴニアのスウェットはおじさんでも大丈夫
今回はジャケットの下に着ることを主としますので「リジェネラティブ・オーガニック・パイロット・コットン・クルーネック・スウェットシャツ」の方をご紹介します。
スウェットシャツはアメカジファッションの定番なので誰もが気楽に着ることができます。お若い方は当然ながら小生のようなオジサンでも着ていいんですよ。
では、まずは日本で販売されているカラーのご紹介から。
カラー:New Navy
カラー:Noble Grey
カラー:Pumice
色は「New Navy」「Noble Grey」「Pumice」の3色。どれも良い色でどの色を買おうか迷ってしまいます。
アメリカだと「Pigeon Blue」や「Earthworm Brown」なんてハッキリした色もありますが、日本ではあまり売れなさそうな色です。
日本人は目立たない色が好きですから。
リジェネラティブ・パイロット・コットン スウェットの特徴
「リジェネラティブ・オーガニック・パイロット・コットン・クルーネック・スウェットシャツ」の肝はリジェネラティブ=再生されたにある。
このスウェットシャツに使用されるコットンは土壌を修復し最高のオーガニック基準を満たした畑で取れた綿を使用しています。健全な土壌は炭素を封じ込め、長い目で見れば気候変動を止めるのに役立つ可能性があるという訳です。
いかにもパタゴニアらしい。
- 原料:コットン100%(一部リブニットにポリウレタン使用)
- 原産国:インド製
- 重さ:403 g (14.2 oz)
パタゴニア パイロット・コットン・スウェットのサイズ感は?
筆者はパタゴニア「リジェネラティブ・オーガニック・パイロット・コットン・クルーネック・スウェットシャツ」のNEWNAVY Sサイズ感を購入しました。
こちらのWebshopも参考に。
アウトドアウェアならヒマラヤオンライン
最近では洋服をWebshopで買うのも苦ではなく、パタゴニア製品も御多分に漏れず買っております。
既に体型情報を登録してあるので商品を選べばWeb上でおすすめサイズを提案してくれますし。
アプリで表示されたSサイズをそのまま注文。到着後早速試着しました。
小生の身長は170センチ、体重は62キロの中肉中背で年相応の体型。
Tシャツの上に着ましたが、いつものSサイズなのでほぼジャストサイズの感想です。
もう1サイズダウン(XS)でもいいけど、余りパツパツになるのも嫌だし下にボタンダウンシャツなども着てみたい。
サイズ交換も面倒なのでこのまま着ることにします。
袖の長さもいつも通りで長い。アメリカンサイズであろうが何とかならないのだろうか。
長すぎる袖は気持ちが悪い。
一応サイズ表を掲載しておきます。
身幅 | 身丈 | 裄丈 | |
XS | 51 | 66 | 84 |
S | 53 | 69 | 86 |
M | 57 | 71 | 89 |
L | 62 | 47 | 91 |
XL | 66 | 76 | 94 |
パイロット・コットン・スウェットの気に入っている所
ディテール
ではディテールを見ていきます。
知らない人からすれば何の変哲もないスウェットトレーナーですが、チャンピオンと比べるとやはりディテールがスポーツウェアとは違うんですね。
「リジェネラティブ・オーガニック・パイロット・コットン・クルーネック・スウェットシャツ」は403gと薄手のスウェットトレーナーなので動きやすい。
またラグランではなく動きやすさを向上するセットイン型の袖になっています。
P-6スウェットにはないヴィンテージ仕様のスウェットでウォッシュ加工された様な色落ちと風合い(NEWNAVYが一番レトロ感があるように思う)。
V字ガゼット
そして首元についたV字状のガゼット!おじさん泣けてくるぜ!!
V字ガゼットは元々は伸び縮み防止の為に取り付けてありましたが、今では重要なレトロファッションアイテムの一つなのです。
これがあることで今回の「リジェネラティブ・オーガニック・パイロット・コットン・クルーネック・スウェットシャツ」を購入したと言っても過言ではございません。
胸のパタゴニアワッペンもレトロなデザインになっております。
懐かしき70年代。そしてオールディーズ。
コーディネート
何気ないスウェットトレーナーなので気さくなアメカジファッションとして使用できます。
近所の買い物やお子さんと公園に行ったり。もちろんキャンプやバーベキューの場でもです。
筆者の場合はこのスウェットシャツを仕事着として着たいと思っておりますので、ボタンダウンなどをinしてきれいなコーディネートにしたいと思います。
全体がカジュアルなのでinするシャツは高級なもので。因みに上の写真のシャツはルイジボレッリのもの。
靴もチャコールのスウェードなんかを履くとクラスアップになりジャケパンスタイルが格上げされます。
まとめ
パタゴニアのウェアはサイズ選びが微妙で難しい。
お店に行っても全ての商品・サイズがない場合もあります。
下記のようなwebショップは便利なもので欲しい商品・サイズがクリック一つで手に入ります(早い者勝ちですが)。
かと言ってインターネットで購入した洋服が、いつもピッタリとはいかずおおよそ妥協の産物なのですが余程の事が無い限りそのまま着ることもしばしば。
webショップで洋服を買うには自分の体型(肩幅・身幅・袖丈・ウェストなど)をよく知っておく必要があります。
ノースフェイスの長袖シャツもお気に入りの一つです。
・パタゴニアが好き
・アメカジ好き
・パタゴニアのサイズ選びで迷っている