【知覧茶】とは?成城石井売り切れ必至の新茶を飲んでみた!

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成城石井の日本茶「知覧茶」それも新茶のレビューです。

成城石井には日本茶も多く販売されています。その中でも「知覧茶(鹿児島)」は日本でいち早く新茶が取れることで有名です。

この記事では成城石井の今年一番の新茶である「枦川製茶製知覧茶」をご紹介しています。

知覧茶とは何か?

新茶と普通のお茶はどう違うのか?についてもお話しさせて頂きます。

これを読めば知覧茶がわかります。

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成城石井の鹿児島 知覧茶について

夏も近づき新茶のシーズンがやってきました。今年の新茶は2月と3月が例年より暖かい日が多かったせいか少し早いようです。

成城石井の日本茶コーナーでは4月中頃から期間限定で新茶の販売が始まっていまして、新茶は入荷数量が少なく急いで買い求めました。

いつもは成城石井のコーヒーを常備しているのですが、SNSを見て突如日本茶(新茶)に目覚めた次第です。SNSの力は凄いですね。

成城石井のコーヒーが美味しいのだから、日本茶だってきっと美味しいはずと駅ナカの店舗で買って帰ります。

今回購入した日本茶は鹿児島県産「知覧茶」の新茶と一般販売されているお茶の2種類を購入。

それでは早速頂いてみましょう。

成城石井の知覧茶の新茶パッケージ

知覧茶とは

そもそも知覧茶の説明から。

知覧茶とは鹿児島県南九州市知覧町で生産されているお茶のことを指します。生産農家は700軒を超えていて、そこから100軒の茶工場で加工された製品は国内外に出荷されています。

お茶の品種は主だったもので「さえみどり」や「あさつゆ」。

オーガニック(有機)栽培の生産量も年々伸びており、栽培技術向上により知覧茶の質とその評価は年々高くなっております。

枦川製茶とは

成城石井で販売されていた鹿児島知覧茶は枦川製茶で作られたもの。

枦川製茶は知覧茶の生産直売農家で農林水産大臣賞を合計10回ももらっている知覧町内では有名な製茶工場になります。

やはり成城石井がセレクトする商品ともなると、やはりそれだけの格付けが・・・。

成城石井 鹿児島知覧茶(新茶)詳細

名称:煎茶
原料原産地:鹿児島県
内容量:90g
賞味期限:2021年4月30日(製造日からおよそ一年なのでしょう)
加工者:株式会社枦川製茶
鹿児島県南九州市知覧町郡 12084-2

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今年初めての新茶。いざ飲んでみます

成城石井の知覧茶の袋を開けて茶葉を確認してみます。

おやおや、何だか粉っぽい茶葉が出てきました。幾分棒状の葉も混じっているようですがほとんどが粉です。我が家では粉状のお茶はほとんど飲んだことがないので心配です。

奥さん曰く「これ安いお茶じゃない?」。

いやいや「コストパフォーマンスにすぐれた粉茶」と小生。

知覧茶のお茶の様子

新茶なのでお茶の入れ方もちょっと工夫してみます。

新茶の爽やかさを感じたいので、やや熱めのお湯で手短に抽出してみました。粉状のお茶なので急須に詰まり気味ですが、茶こしを使って湯吞みに注ぎます。

色は薄くきれいな緑色。新緑の色と言えば聞こえがいい。

新芽は薄緑なのです。

知覧茶を湯吞みに入れた写真

上品な香りですが、強くはありません。ほのかに香る感じで上品で悪くない。

では、実際に飲んで味を確認してみます。

パッケージ書かれている通り初摘みのゆたかみどりは、ほのかな新芽の味とさっぱりとした舌触りで、まろやかな甘みもあります。少しですが玉露を思わせるうまみも感じられます。

風味豊かでとても美味しいお茶に仕上がっていて、これぞ新茶って感じで悦に浸っています。

でも粉っぽいのがたまに傷。

知覧茶が一番美味しいと言われる理由

それでは成城石井セレクト 知覧茶の新茶が美味しい理由をまとめてみました。

①かぶせ
鹿児島県知覧産のお茶は新芽を摘み取る1週間ぐらい前から茶葉を黒い布で覆う「かぶせ」という作業工程を行います。

これはお茶の葉に日光が当たる防ぐことが目的で、日光でお茶の中にある旨み成分(L-テアニン)が渋味成分(カテキン)に代わるのを防せぎます。そうすることで旨み成分を増量させ渋味成分を抑えることができます。

この栽培方法で生産されたお茶をかぶせ茶といい、知覧茶の一番茶のほとんどはこの「かぶせ茶」になります。

②品種

知覧で栽培されるお茶の品種の多くは「ゆたかみどり」になります。

「ゆたかみどり」は寒さに弱いため暖かい場所でしか栽培することができません。また「やぶきた」などの品種に比べ非常に早く育ちますので、暖かい鹿児島と言った地域の優位性で旬のお茶をいち早く提供できます。

新茶が美味しい理由

新茶が美味しいと言われる理由ですが、新茶とは一番茶のこと。

お茶の葉は、冬の間に枝や葉にたくわえてきた栄養を十分に使い、低温の中でゆっくり時間をかけて育つちます。そしてたっぷりの甘み・旨み成分であるテアニン(アミノ酸の一種)が新茶・一番茶に一番茶多く含まれているからなんです。

一般的には二番茶以降の3倍以上含まれていると言われています。そのため新茶(一番茶)はもっとも高品質とされていて、 旨み成分が豊富なためおいしいのです。

成城石井 知覧茶まとめ

成城石井では毎月のようにコーヒーを買いますが、日本茶コーナーには足を止めることはありませんでしたが、季節柄という事と店内POPで知覧茶を手に取ることになりました。

海外でも緑茶の人気は高まるばかり。

ここいらで日本茶を見つめ直すのもいい機会かもしれません。

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