ローテクスニーカーの定番といえばVANS「オーセンティック」を思い浮かべますが「ERA(エラ)」も負けずと劣らず人気があります。
ぱっと見同じような外見に見えるので「オーセンティック」と「ERA」のどちらを選ぶか迷うかもしれません。
「オーセンティック」については以前のブログ ”VANSのレトロ定番スニーカー!「オーセンティック」のサイズ感とレビュー”で書いていますので今日は「ERA」のお話。
ERAは履きやすさとシンプルなデザインで長年愛されているレトロスニーカー。
今回はVANSの「ERA(エラ)」と「オーセンティック」の違いや着心地、コーデについても話していきます。
「ERA」は「オーセンティック」を改良してできたスニーカー
VANS ERAは元々はVans #95 と呼ばれていました。
ERAは「オーセンティック」がベースとなっているので似ているのは当然で、丈夫なアッパーとグリップ力の強いソールを備えていたオーセンティックから派生したモデルです。
1970年代になると「オーセンティック」はスケーターたちから愛用されるようになりましたが長時間履いたときの足の痛みなどの不満点も上がるようになり、1976 年に履き口にパッドが入った初めてのスニーカーとして発売されたのがERAと言うわけです。
その後ERAはサンタモニカの伝説的なスケートボードチーム「Z-BOYS(ズィーボーイズ)」によって更に人気を博しました。
現在ではERAはストリートスポーツ系に幅広く取り入れられているほか、世界中のクリエイティブな人々に愛され続けています。
ERAのここがエラい
VANS「ERA」の魅力は肉厚な履き口だ。
EARは「オーセンティック」を改良したモデルだけあってアッパーのデザインは瓜二つで異なるのは履き口にパッドが入っていること。
これによりかかとが痛くなることを防いでくれています。日常生活においても快適な履き心地は大事で履きにくい靴は敬遠されてしまいますから。
ただし踵とパッドの素材はそれほど強くないので長期間の使用だと破れてしまうことを覚えておきましょう。
また「オーセンティック」だと踵を踏んでスリッポンのような履き方ができるけどERAはできません。
オーセンティックとERAの違うところ
VANS ERA とオーセンティックの違いは、主に以下の3点です。
履き口のパッドの有無
ERAには履き口にパッドがありフィット感とクッション性が高い。オーセンティックはパッドがない。
ステッチのデザイン
ERAはかかと部分にステッチがなくアーチ部分のステッチが一重で、オーセンティックはアーチ部分のステッチが二重。
シルエット
ERAはパッドがあるのでボリューム感がありますが、オーセンティックにはパッドがなくすっきりとしたシルエットになっています。
ERAのサイズ感は標準的なスニーカーと同じ
VANS ERAのサイズ感は普段履いているスニーカーの標準的サイズで問題ありません。
ERAは「オーセンティック」のサイズ感とほぼ同じで、筆者は普段のビジネス靴のサイズは25.5㎝を履きますがERAは26.5㎝を選びました。
プラス1cmですね。
ERAは甲が低いスニーカーなので「幅広・甲高」の日本人には窮屈に感じかもしれませんが靴紐を緩めるとかで調整は可能です。
心配だったらABCマートとかで試し履きしてから買うと良いでしょう。
ERAを履くシチュエーションは?
ローテクスニーカーのERAは最新スニーカーと違って履きやすくなく長時間の歩行には向いていません。同じくローテク定番スニーカーの「オーセンティック」や「オールスター」よりはクッション性はありますがとても良いと言うほどもないです。
ERAの最適な用途は高いファッション性でカジュアルウェアーの足元にマッチするスニーカーでコーデに素敵にキマリます。
合わせるパンツはジーンズでも良いしチノパンもイケる。
夏なら短パンも良いでしょう。
ウォーキングや旅行などにはもっとクッション性の高いスニーカーの方が疲れにくいと思います。
まとめ
今回は『VANSの「ERA(エラ)」は「オーセンティック」の履き心地を良くしたスニーカーだった』といった内容でブログを書いてみました。
基本情報まとめ
メーカー:VANS
スニーカー名:ERA
値段:税込8,800円(2023年2月時点)
特徴:「オーセンティック」の形に踵にパッドがついているので痛くなりにくい
「レトロなスニーカーが欲しいけど足が痛くなるのは嫌だ」って方は履き口パッド入りのERA一択じゃないですか?
ERAは流行り廃りがなくオーセンティックなスニーカーなのでシューズボックスに1足あればまたコーディネートの幅が広がるというもの。
春から年齢・男女を問わずERAは活躍してくれるはずです。