Patagonia(パタゴニア)のトレントシェルジャケット3Lについてレビューします。トレントシェルジャケットはパタゴニアの定番レインジャケットですが、巷での剥離の問題で小生は所持していませんでした。
またアウトドア用の派手なカラーリングのせいで街着メインとして着用しておりますと、おじさんには少し恥ずかしい気もして購入に躊躇しておりました。
そんな2月にレイヤーが三層になって剥離しにくくなった新しいトレントシェルジャケット3L が発売になり、購入後一か月間が経ちましたので実際に着てみて新しい生地感やサイズ感についてまとめました。
トレントシェルジャケット3Lの色
パタゴニアのトレントシェル・ジャケット3Lで選べるカラーは全部で9色もあります。
もし街着として購入するのであれば色はブラックが宜しいかもしれません。ビジネスでもミニマルでもシックに決まって汎用性が高いですからね。
でも折角の新しくなったトレントシェルであれば、アウトドア色が強いビビットなカラーも素敵です。
パタゴニアのウェアには色によって売り切れが早い(入荷数の問題かもしれませんが)商品があります。
このトレントシェルジャケット3Lの中で早くから売り切れ必死のカラーを予想しますと、新色の「Industrial Green」「Coriander Brown」「Mango 」かな?なんて思っております(2020年1月時点)。
トレントシェルジャケットの気に入っている所
結局私が購入したのはCoriander Brown(コリアンダーブラウン)でした。
ワントーンのシェルが多い中で胸の部分で上下に色分けされた2トーンのウェアは、少しレトロデザインでおじさんには共感が持てます。学生時代にこんな感じのマウンテンパーカーを着てましたっけ。
バックスタイルは背と腕の部分での色分けされています。上部のカーキブラウンと下部のくすんだネイビーカラーもシックな色合いです。
アウトドアウェアらしくなく作業着のように見えるところもお気に入りです。
ちなみに奥さんにプレゼントした、トレントシェルジャケット レディースのブログ記事もご覧ください。
トレントシェルジャケット3Lのディティール
それでは購入しましたメンズ・トレントシェルジャケット3Lのディティールと特徴をご説明します。
防水性・撥水性
- H2Noパフォーマンス・スタンダードを採用した3層構造の防水性/透湿性シェル。H2Noはパタゴニアのゴアテックス版といったところ。PU(ポリウレタン)はメンブレンに使われているけどさすがにもう剥離はしないだろう。
アウトドアシェルの剥離と言えばこちらの記事も参考に
ポリウレタンを使ったアウトドアウェアの劣化年数と寿命を少しでも延ばす方法
- 表面はDWR(耐久性撥水)加工済みの丈夫な素材、中間層にはメンブレン(透湿性と防水性)、裏打ち(快適な肌触り)で1日中快適な着心地を提供します。
前モデルの2層構造では裏地の剥離が数多く報告されています。パタゴニアの製品は10年程度は十分に使える耐久性が売りなので、やはりこのアップデートは嬉しく思います。
でも、表面生地のシャリシャリ感は気になるところ。悪く言えばブルーシートを纏っている感じとも言えます。
インナー
- インナーの全ての縫い目にはテープで防水処理が施されています。
- 首にあたる部分にはマイクロフリースの裏地が貼ってあります。着用した時に快適な肌触りを提供しながら防水性/透湿性バリヤーで保護してくれます。
外観
- 外側にストームフラップ付き。
- 共布のベロクロテープ留めの袖口で手首の太さによって調整可能です。
- 左袖口にはH2NOのロゴ。
- 外側と内側にストームフラップを備えた引っかからないいずれもDWR(耐久性撥水)加工済みのフロントジッパー。あごを守るジッパーガレージ付きです。
- 両脇にはベンチレーション用のピットジッパー(DWR/耐久性撥水加工済み)がそれぞれついています。トレッキング時の上がった体温を下げたいときに、この両脇の開閉ジッパーは効果的に働き体温を下げることが出来ます。
- 裾には調整可能なドローコードがついています。これを絞ることによって雨の浸入を遮断できます。
- 本体はカラビナ用ループが付いた左のハンドウォーマーポケットに畳んで収納可能です。
- 重量は394 g と軽量です。
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サイズ感
パタゴニア トレントシェル・ジャケット3Lのサイズ感ですが、筆者は170センチで体重は62キロの体型なのでSサイズを選びました。
大概のパタゴニアのジャケットはSサイズで丁度いいか、それでも少し大きめです。XSですと少しきついかなと思いほとんどSサイズを購入しています。
実際に来た姿がこちら。
Sサイズを着るとこんな感じになります。
後ろ姿です。
丈はお尻が少し隠れるくらいの長さです。このジャケットにはこのくらいの長さが丁度いいかも。
また、レインウェアなので裾が長めなのも理解できます。
パタゴニアの各商品ページには、身長と体重、体型などを記入するとあなたへのおすすめサイズを提案してくれるサービスもありますので是非活用してみてください。
それと悩ましいのが袖の長さです。ノースフェイスなどは日本人に合わせて着丈になっているので袖もジャストサイズですが、パタゴニアのウェアはどうもアメリカンサイズのままのようで袖はいつも長めです。
袖が長いのは気持ち悪いです。
まとめ
トレントシェル購入前はコロンビアのジャケットを使っていましたが少し古くなって。
パタゴニアの新作トレントシェルジャケット3Lは、機能面でもデザイン面でも素晴らしいアップデートがされました。残念なことはそれに伴い価格もアップ。
しかしアウトドアでのレインコートとして3シーズン(真冬に着ると結構寒いので下にダウンやフリースを着ます)着れますし、10年間着るとすると安い買い物?かもしれません。
あと、本当に剥離しないかどうかは今後見守っていきたいです。
因みに薄手のパタゴニアシェルと言えば「フーディニジャケット」があります。
人気のアウトドアウェアを買うならこちらのショップも参考に