アウトドアアパレルメーカーのパタゴニアはその耐久性から長く使えることに定評があります。
何年着れるの?長持ちするの?と言った質問にパタゴニア歴30年以上の小生が答えていこうと思います。
大切に手入れして使えば余裕で10年以上着れるのがパタゴニア。
今回は特に20年ぐらい使うためにパタゴニアウェアのお手入れ方法などをご紹介します。
パタゴニアはなぜ長く着れるのか?
奥さんからなんでパタゴニアばかり買うの?って聞かれますが「その理由は長く何年も着れるから」と答えています。
物欲は強い方ではないけれど節約志向は高い。
例えば上の写真のフリースの裏地がついてるジャケットは買って27年ぐらい着ています。
耐久性
パタゴニアの製品は根本的にアウトドア向けものなので耐久性はお墨付きなのはわかる。
だって登山中にウェアが簡単に破れてしまって機能が落ちたら困るでしょ。
流行に左右されないデザイン
パタゴニアが長く着れる理由の2つめはデザインにあると思う。
装飾の少ない(一部の柄ものは除いて)デザインであったり色使いであったり、誰が着ても年齢・男女を問わずシンプルなシルエットは飽きがこず流行りに左右されないものばかり。
シンプル・イズ・ベスト
機能
機能性があるウェアはやはり春夏秋冬に合わせて着れるのがいいですね。
夏は涼しく過ごせるキャプリーンのTシャツとか冬には暖かくしてくれるR1フリースとかだね。
その製品が良いかどうかは自分をどのくらい快適にしてくれるか?って基準で考えるとわかりやすいかも。
パタゴニアはそのこところが上手いのだろう。
ブランド
ブランドに興味はないがやはり長く着続けていく上でブランド力は大事なことの1つ。
「私はユニクロの服を20年大事に着ています」と言ってもそれほど面白みはない。「安いので買い替えた方がいいのにね!」って言われるだけ。
でもパタゴニアなら「それっていい話」ってならないですか?
それがブランドの力。
でもやり過ぎは良くない。
昨年は『ノースフェイスは過去最高の売上』とのニュース記事を読みましたがそれに伴い街には背中にノースフェイスロゴを付けた人を見ない日はない。
ブランドもそれが大流行ともなると逆にダサく見えてしまう。それがいくら高いものでもチープ感が漂ってくる。
かつてパタゴニアのシンチラフリースが大流行したときはさすがに小生も距離を置いたほどです。
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パタゴニア製品の洗濯の基本
パタゴニアの製品を買っただけでは長持ちはしません。
やはりそれ相応のメンテナンスが必要ですね。
その基本が洗濯。
パタゴニア製品の洗濯は難しくなく公式サイトにも【洗濯には通常の洗剤をお使いいただけます】と書いてある。
シェル製品だけでなくパタゴニアダウンや中綿入りウェアも通常の洗濯物と同様に家庭で洗濯できるんです。
では基本的なパタゴニア製品の洗濯の仕方を説明します。
- たたんで洗濯ネットへ
- ジッバーはすべて閉じておく
- 通常の洗剤でOK
- 漂白剤や柔軟剤、蛍光増白剤、またこれらを含む洗剤は使わない
- せっけん洗剤を使うときはせっけんカスが残らないようにぬるま湯でしっかりすすぐ
- フリースなど化繊衣類を洗濯する際は洗濯バッグ使い洗濯機でOK
- 汚れがひどい部分は事前に40~50℃程度のお湯で手洗いを
- すすぎはしっかりと
- 基本は自然乾燥。タンブラー乾燥機を使う場合は低温で
- そして定期的に洗うこと
- 傷んでいるならパタゴニアに修理に出す
これを守ればパタゴニアウェアは長持ちします。
実際に長持ちしてるので、”人気のパタゴニア R1!正しい洗い方で長持ちするのは本当だった?!”という記事を見てください。
中には防水性の高いトレントシェルは洗うと防水性が低くなると思っておられる方がいますが、実は洗濯をしないことの方が性能が落ちることを知っている人は少ない。定期的に洗おう。
各服には洗濯方法の表示がついていますが何回も洗うと消えて見えなくなるので、その場合はメーカーのサイトをご確認ください。
パタゴニアウェアの保管方法
パタゴニア製品の保管方法も長持ちさせるのに大事なことなので書いておきます。
こちらもメーカーの指示に則って基本に忠実に!
製品の保管について
パタゴニア製品は年中使えるものもあればシーズンごとにしまっておくものもある。
洋服全般に言えることですが汗や体脂が付いたままの状態や湿気のある場所での長期保管は洋服の仕上げや機能に悪影響を与えますから。
そこで保管方法にも気をつけたいものです。
- 汗や体脂などをついたままにしない
- 直射日光のあたる場所や高温になる場所、湿気のある場所に保管しない
- トレントシェルジャケットのような防水ウェアはハンガーにかけて保管。畳むとシワになり防水性が落ちる
- ダウンや化繊綿入りのウェアを長期間保管するときはサックには入れない。畳むか掛けた状態で保管
毛玉ができたシンチラなどのフリースは毛玉を定期的に取ると見栄えが良くなり着用頻度があがります。
毛玉取りの方法はこちらをお読みください。
これであなたのパタゴニアはまだまだ使えることでしょう。
まとめ
今回は『パタゴニアは何年使える?メンテナンスをしっかりすると20年以上着れるよ』と言ったテーマでブログを書きました。
結論はきちんと洗濯したりメンテナンスをするとパタゴニアの製品は20年以上着れます。
筆者のパタゴニアは20代(今は60代になりました)の頃から使っているので30年以上使っているものもあります。
たまにクローゼットの奥からあまり着てないヤツを出してくると奥さんからは「またパタゴニア買ったの?」って小言を言われる始末。
見た目が綺麗すぎるので「いや、これは俺が若いときに買ったヤツ」と毎回弁解するのがひと苦労で。
そう言ったわけで買うこと減らし品質を求めることがパタゴニアの理念ですし、値段は少し高いけど長く使えそうな物を選ぶ方が環境へも良いはず。
そしてお金もセーブできるのでこの上ない。
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