トリッカーズのサイドゴアシューズ|25年目のレビューブログ

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トリッカーズの革靴について、ブログ記事を書いてみました。

トリッカーズは英国製の紳士靴として多くのセレクトショップでも取り扱いがあります。

日本ではブーツ「STOW COUNTRY BOOT」(ストウ カントリーブーツ)が有名ですが、トリッカーズではカントリーシューズの他、ビジネスでも使えるタウンシューズも充実しています。

今回はトリッカーズのカントリーシリーズではなく、サイドゴア(それもブーツではなくシューズ)をご紹介。

高級な靴は長持ちすると言いますが筆者の靴は使用期間25年と年代ものです。

トリッカーズについて、そして長く履いている靴の状態やお手入れ方法についても解説します

この記事はこのような人が読んでいます
・革靴好き
・英国ファッションに興味がある
・BEAMS、SHIPSでよく買い物をする
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Tricker’s(トリッカーズ)とは?


トリッカーズ(Tricker’s)はイギリス ノーザンプトンの工場で熟練した職人により作られる本格的な靴です。

1938年以来ロンドンのセントジェームズの中心部にある67Jermyn Streetの店舗で数十万人の顧客に最高級の素材で最高の靴を提供してきました。


最古のシューズファクトリーとして「質実剛健」と称されるそのものづくりは「ロイヤルワラント(英国王室御用達)」が与えられ、厳選された素材は履き込むほどに足に馴染みエイジングによりフィット感とその風貌は世界に一つだけの靴となります。


トリッカーズの代表的な靴はやはり「カントリーブーツ」でしょう。

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トリッカーズのシンプルでエレガントなサイドゴア

紹介するのはショート丈のサイドゴアシューズ。

購入しておよそ25年が経っておりますが現役使用中。

デザインは廃盤のモデルですが、今の形でいうとLAMBOURN(ランボーン)」に近いんじゃないかな?

ブラウンのカーフで、プレーンなフロント。快適さのためのレザーのアッパーとレザーの裏地。エレガントで細身のシルエットでシューレースのないミニマルなデザイン。

革には大きな損傷はないが、ソール下からオイル?ヤニ?が染み出してきたのか汚れありです。


使用頻度は2週間に1回程度の着用で梅雨時、雨の日や夏場・真冬は履きません。あくまでも天気が良くカジュアルスタイルの時、専用靴です。

革質は薄くて柔らかい。シューレースがないため脱ぎ履きがしやすく重宝しています。

お手入れはそれ程難しいことはしていません

①家に帰ったらシューキーパーを入れること、

②使用後に軽くブラッシングすること、

③2月ごとにクリームを塗ること、ぐらい。


やはり革質が良いせいか大きなクラックも出ず何とか履いています。

20年以上履いているのだからエイジングどころの話じゃない。経年変化(劣化?)によって味わいが深まって魅力に磨きがかかる。

それは奥さんもだ。

トリッカーズのサイズ感


トリッカーズは英国靴なので一般的にはUKサイズ標記になっているので覚えておこう。

筆者の場合はビジネスシューズは25.5センチを履いているのでUK7になります。

日本24.525.025.526.026.527.027.5
イギリス66.577.588.59

但し靴の形・デザインによって大きかったり、きつかったりすることもあるので注意が必要です。

トリッカーズの靴のお手入れ方法

トリッカーズシューズのお手入れ方法も掲載しておきます。

別段トリッカーズだからではなく、一般的なレザーシューズのメンテナンスと同じだと思ってください。

  1. 汚れたら清潔な布で汚れを取る
  2. 磨くときはニュートラルポリッシュできれいな布で磨く
  3. 耐候性保護のためにワックスポリッシュを使用するとなお良い
  4. 型崩れを防ぐためにシューキーパー/シューツリーを入れておく
  5. しまうときは左右別々に靴袋に入れておく

これってシューズケアの基本ですよね。

サイドゴアブーツとチェルシーブーツの違い


今回出てきた「サイドゴアブーツ」は別名「チェルシーブーツ」と言われています。

基本的に同じもの。

チェルシー」は「サイドゴア」の別名で同じものです。

サイドゴアとは、靴側面に縫い込まれたゴム布のこと(Side Gore)。

方やチェルシー (Chelsea) はロンドンの南西に位置するチェルシー地区に由来する名称で、サイドゴアは単純に見た目の特徴が名称になっています。

因みにトリッカーズでは、また米国でも「チェルシーブーツ」と読んでいます。

この呼び名の方がお洒落に聞こえますね。

トリッカーズまとめ

トリッカーズの象徴的なカントリーブーツ「STOW(ストウ)」は世界中で履かれています。

「ストウ」はメンズもレディースも人気ですが、BOURTON(バートン)の方が使い回しはいいかもしれません。


実際ストウを履いている方を見かけることは少なくなったし。

ミニマルで機能的なモノクロウェアが多くなってきた最近の秋冬には、田舎風デザインのトリッカーズはコーディネートが難しくなっているのかもしれません。


英国靴ならクロケットジョーンズも良い靴を作ります。

こちらもお読み下さい。

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