パラブーツのローファー「アドニス」は隠れた名品

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フランス製高級紳士靴の代表といっても過言ではない『パラブーツ』。

日本ではシャンボードやミカエルが有名ですが本国や海外ではローファーのアドニス(Adonis)も人気です。

ローファーはビジネスカジュアルの必需品で、特に春夏には是非とも履きたい靴の一つです。

アメリカ製のBassやオールデンなどのローファーを好まれる方もいらっしゃいますが、この度は品よくまとまるフランス製のパラブーツのローファー「アドニス」について解説します。

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パラブーツのローファー アドニス

デザイン

パラブーツ アドニス


ビジネスカジュアルのスタイルに欠かせないカジュアルスタイルの革靴のローファー「アドニス(Adonis)」。

パラブーツはフランスの靴メーカーなのでアメリカのローファーとは少し姿が違っております。フレンチカーフを使用し丹精で上品ながらもボリューム感あるデザインに仕上がっておりますので大変好感が持てます。

デザインは先に丸みとボリュームを持たせた木型で、フィット感があり、足の抜けのし難いパターンになっています。
モカ部分のオガミ合わせやステッチングは職人技が光りますね。

グッドイヤー製法

アドニスは”グッドイヤ-製法”です。パラブーツの他の靴のようなノルヴェージャン製法の靴より洗練された見た目です。

しかしながら同じぐらい頑丈!

グッドイヤー・ウェルト製法とは1865年頃に発明され、その名はミシンの発明者であるミスター・チャールズ・グッドイヤー・ジュニアの名からきています。

スムースレザー

パラブーツ ローファー


熱した平滑な金属板で高圧プレスした、ムラのない高品質な革を使用しています。

レザーソール

パラブーツ アドニスのソール


パラブーツは創立以来レザーソール靴を作り続けており、所有しておりますアドニスもレザーソールの靴。


使用されるレザーソールは最上のクルッポン(皮革の腹部および肩部を切り取った残りの部分)を裁断しローラー圧延機にかけます。こうした作業で革は硬くなりますが、皮革の密度を上げ頑丈で水を通しにくいソールになるのです。

レザーソールですが外出時に小雨程度であれば大丈夫かと。

ソール交換

ローファー/アドニスはグッドイヤー製法なので(ノルヴェイジャンでも)靴のソール交換することができます。

それによって靴の寿命を大幅に延ばすことができますので良い物を長く使うことをポリシーにしている小生には真に都合がいいのです。

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パラブーツ アドニスのサイズ感

アドニスのサイズ感


パラブーツのローファー・アドニスのサイズ感はといいますと、UK7サイズを履いております。小生の通常の革靴では25.5センチを着用。

サイズ7で丁度よろし。

履き心地ですが、最初の履き心地はあまりお気に召さないかもしれません。
しかし数日履き続けてみてください。その良さと言ったら!

靴がぴったりと足にフィットし、最高の履き心地を与えてくれると思っていますのが率直な感想です。

ローファーコーディネート

パラブーツ アドニスのコーデ


初夏にはおじさんでもローファーを履きたいもの。

主にロールアップしたジーンズに合わせることが一番多いでしょう。ショートソックスを履く場合もありますが、素足に履くこともあります。

こちらはホワイトのチノパンに合わせた場合。

この時のトップはブラックやネイビーカラーのポロシャツが多いです。

パラブーツのローファー コーデ


ビジネスカジュアルでもローファーは活躍します。

ダークグレーのスラックスに合わせています。

この時合わせているのはホワイトリネンやコットンの半袖シャツです。

パラブーツローファーまとめ


今回は『パラブーツのローファー『アドニス』は隠れた名品』といったテーマで書いてみました。

夏にはどんな靴を履けばいいか悩みますよね。

小生は夏のシューズといえば、かっちりとトラッドな雰囲気のローファーをメインにしています。

ローファーは一見オーソドックスなアイテムですが、細めで裾を短くしたパンツを合わせましてあえて足首を見せるようにしますと、足元のボリューム感が軽くなり夏でも涼しげになります。(実際涼しい)

堅い職種には向きませんが、現代のようなビジネスカジュアル・スタイルではトレンド感のあるクールなコーディネートかと思います。


パラブーツのイメージは「フランスの郵便屋さんの靴」なんてことを20代に本で読みましてそれから凄く近しいブランドと思っております。

パラブーツの靴は別に「シャンボード」も所有しておりますがその話は別の機会に。


ちなみにアドニスのソールを修理した話は、

靴のつま先剥がれ修理で払う料金は高いと思うか?安いと思うか?”の記事をご覧ください。

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