レッドウィングのポストマンを6年履いた経年変化のレビュー

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今回はレッドウィング ポストマンの経年変化のレビューです。


レッドウィングのポストマンと言えばアメリカの郵便配達員が履いていた革靴として有名な話で、耐久性と快適性を兼ね備えた靴として現在も多くの人に愛されています。

そう言う筆者もその一人。


ポストマンを履いている理由はそのオーセンティティックなデザインにあるのですが、他に耐久性が高いので長く履けそうってこともあります。

何しろ、昔の郵便局員は配達のため1日に十何キロも歩いたのですから。


そんなわけで、レッドウィング ポストマンが経年劣化によってどのように変化したのか、実際に筆者が6年間履いてみた状態などをレビューします。

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靴の経年劣化とは

まずは、革靴の経年劣化について説明しておきます。


小生はさまざまなアイテムの長期使用の記事を多数書いていますが、その中には革靴の記事もあります。

【25年使用】Paraboot(パラブーツ)のシャンボード!君はもうこの靴を履いたか?


そもそも、靴の経年劣化とは、革が摩擦や水分などにさらされることで、色や質感が変わっていく現象のこと。


経年劣化は、アンティーク品やユーズド感として靴の個性や味わいを出す要素として好まれる場合もありますが、靴を長く履きたい場合には逆に靴の美しさや機能性を損なう場合もあります。

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レッドウィング ポストマンの革はシャパラルレザー

レッドウィング ポストマン


レッドウィングのポストマンに使用されている革は耐久性があることで有名で、ブラック・シャパラル・レザーという特殊な革を使用しています。

シャパラルレザーはスペイン語で「chaparral leather(チャパラルレザー)」のことを指し、シャパラルとはメキシコやアメリカ南西部に広がる乾燥した地域を指す言葉で、その地域で使用される革の加工方法になります。
シャパラルレザーは、皮革の表面に塗料を塗りこむことで独特なツヤ感を出す加工レザーで、高い耐久性と耐水性、そしてメンテナンスが簡単なのが特徴です。


そんなシャパラルレザーも完璧ではありません。


シャパラルレザーは油分が減ると乾燥しやすくなります。

乾燥すると革が硬くなったり、ひび割れたりすることがあるのでやはり定期的なメンテナンスは必要になります。


レッドウィングのポストマンの詳細については、以前に紹介していますのでそちらをお読みください。

究極のオヤジ靴!レッドウィング『ポストマン』のレビューとサイズ感

6年目のポストマンの経年変化について

さてと本題に入りますか。

ポストマン オックスフォードの6年目の経年変化を紹介します。

履き心地

オックスフォードシューズ



まずは6年目の履き心地ですが、実は下ろしたては靴がきつくて心が折れそうな事が何度もありました。


ハッキリ言って履き心地は悪いです💢

購入一年目では全然固い。反り返らない。

二年目もまだ固い。

三年目ぐらいから何とか足に馴染んできたかな?と言う具合に結構硬い皮質です。


週2回程度通勤に使用していました。

クラック

6年目ですが、コバにはクラックは見当たりません。

履きジワはありますが、革が裂けている様子はなし。

結構、雨の中を歩いたりしましたが、使われている革が良いせいか、それともメンテナンスが良かったせいかはわかりませんが、使用後はなるたけ無印のシューキーパーを入れておきましたぞ。

クリームは月1程度。ブラシは週1程度でぐらいの頻度です。


なので、結構放置している方かな。

ヒール

ポストマンのフラットなアウトソール


ヒールは相応に削れています。

この靴は、アウトソールがフラットになっているので、スニーカーのように歩きやすいです。

私の歩き方が悪いせいか、左右とも外側がすり減っていますね。


別段歩行に影響はないのでそのまま履いていますが、もう少しすり減ってきたらソールを張り替えようと思います。

それには、あと4年先くらいかもしれません。

ライニング

ポストマンのライナー


左右とも踵のライニングが削れています。

この部分は、どの革靴やスニーカーも同じようになるので私の踵の骨の形が悪いのか、それともサイズが合っていないのか。


このくらいの傷なら100円ショップの修理キットで補修しておきますか。

ポストマンを長く履き続けるためのお手入れ方法

レッドウィングのポストマンは、革製品のため経年劣化や使い込むことで変化が現れることが一般的です。

革の表面にはクラックやスクラッチが付くことがありますがこれは革の特性を示すものであり、長い間使っていく中で風合いが出てきます。

また、履きこむことで革は柔らかくなりフィット感も良くなります。


ポストマンのレザーは、油分を多く含んだ革で水や汚れに強く柔らかくしなやかな質感が特徴で、経年変化によって色が深くなり艶や光沢が増すと言われています。

この変化は革靴に深みや独自の表情を与えるとして、私のような多くのファンに好まれています。


レッドウィングのポストマンは経年変化によって美しく変化する一方で注意点もあります。

では、レッドウィングのポストマンを長く履き続けるためには、どのようなお手入れが必要なのでしょうか?


レッドウィング ポストマンを永く履き続けるためのお手入れには以下の点に注意しましょう。

靴を履いた後はブラシで埃や汚れを落とす
靴を履いた後はブラシで埃や汚れを落とす
定期的に専用のオイルやクリームで油分を補給する
履いたらシューキーパーを入れる
靴箱や風通しの良い場所で保管する


以上を守れば、ポストマンは長持ちします。


また梅雨時には防水スプレーをかけても良いでしょう。

経年変化は革製品の魅力の一部でもあります。使い込むほどに独特の風合いが増していくので愛着が湧いてくることでしょう。

まとめ

今回は、レッドウィングのポストマンの経年劣化について解説しました。


レッドウィング ポストマンの経年変化の特徴は、

  • 革が硬いので履きやすくなるのに時間がかかる
  • コバにクラックは出にくい
  • ヒールは相応にすり減る
  • ライニングもすり減る
  • 他の革靴より劣化が少ない


筆者はポストマンのボテっとした丸っこいフォルムがカッコ良くてお気に入りです!


ポストマンは、適切なお手入れをすれば長年愛用できる靴です。

あなたもレッドウィングのポストマンを履いて、自分だけの一足を育ててみませんか?

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